画像出典:UFC 244:ホルヘ・マスヴィダル vs. ネイト・ディアス | UFC JAPAN
ストリートファイトで培った好戦的なファイトスタイルで殴り合いを展開する世界最強の不良、ホルヘ・マスヴィダルを紹介すっぞ!
やっべぇぞ!
ホルヘ・マスヴィダルのwiki的プロフィール
基本情報
名前 | ホルヘ・マスヴィダル (Jorge Masvidal) |
生年月日 | 1984年11月12日(37歳 ※記事更新時) |
出身地 | アメリカ フロリダ州マイアミ |
身長/体重 | 180cm/77kg |
階級 | ウェルター級 |
所属 | アメリカン・トップチーム |
獲得タイトル | ・AFCウェルター級王座(2006年) ・BMF(2019年) |
twitter (ツイッター) |
@GamebredFighter |
instagram (インスタ) |
gamebredfighter |
さくっと簡単な来歴
- ホルヘマスヴィダルは、2003年、18歳でプロ総合格闘家デビューし、アメリカの様々な団体でキャリアを重ね、2006年、AFCウェルター級王座を獲得
- Strikeforceや日本の戦極などに参戦し、北岡悟にパウンドTKO勝ちもあげている
- Strikeforceのトップ選手として活躍中、UFCのStrikeforce買収に伴い、2013年UFCデビュー
- デビュー戦は白星を飾るも、ランカー相手となると敗北を喫し、ライト級では5勝2敗。2015年からウェルター級に転向するも、トップランカーには勝てず、長い間高い壁に苦しむ
- しかし、2019年に入ると覚醒。当時ランキング3位のダレン・ティルに失神KO勝ちを飾ると、元Bellator、ONEの王者であるベン・アスクレンを試合開始5秒、タックルに合わせたカウンターの飛び膝蹴りで失神KO勝ち。UFC史上最短勝利記録を更新
- 2019年11月、UFC 244でネイト・ディアスと対戦。UFCナンバーシリーズでタイトル戦以外が組まれるという異例の大会となる。試合は、マスヴィダルがスタンドの攻防で終始優位に立ち、3R終了時にドクターストップでTKO勝ち。この試合のために制作された特別なベルトであるBMFベルト (Baddest Mother Fuckerの略。最高にイカしたやつの意)が贈られた
- 2020年、UFC世界ウェルター級タイトルマッチで王者カマル・ウスマンに挑戦し、0-3の5R判定負け。王座獲得に失敗。代役として大会6日前のオファーを受けての緊急参戦であり、6日間で約9.5kgの急激な減量などのトラブルもあった
- 2021年4月、王者カマル・ウスマンと再戦し、2Rに右ストレートでダウンを奪われパウンドでKO負け。王座獲得に失敗し、約13年ぶりのKO負けとなった
- 2022年3月、ランキング1位のコルビー・コヴィントンと対戦。グラウンドの攻防で終始劣勢となりフルマークの判定負けを喫した
ホルヘ・マスヴィダルの戦績・試合
プロ総合格闘技戦績(※2022年3月14日時点)
勝率:69%
試合決定率:51%(= KOor1本勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | |||
(T)KO | 一本 | 判定 | ||
試合数 | 51 | |||
勝ち | 35 | 16 | 2 | 17 |
負け | 16 | 2 | 2 | 12 |
分け | 0 | |||
無効 | 0 |
直近の戦績
※直近11試合の戦績
対戦相手 | 結果 | 大会/日付 | |
コルビー・コヴィントン |
× | 5R 判定0-3 | UFC 261 /2022年3月5日 |
カマル・ウスマン | × | 2R 1:02 KO | UFC 261【ウェルター級タイトルマッチ】/2021年4月24日 |
カマル・ウスマン | × | 5R 判定0-3 | UFC 251【ウェルター級タイトルマッチ】/2020年7月11日 |
ネイト・ディアス | ◯ | 3R 5:00 TKO | UFC 244【BMF世界ウェルター級タイトルマッチ】/2019年11月2日 |
ベン・アスクレン | ◯ | 1R 0:05 KO | UFC 239 /2019年7月6日 |
ダレン・ティル | ◯ | 2R 3:05 KO | UFC Fight Night: Till vs. Masvidal /2019年3月16日 |
スティーブン・トンプソン | × | 5R 判定0-3 | UFC 217 /2017年11月4日 |
デミアン・マイア | × | 5R 判定1-2 | UFC 211 /2017年5月13日 |
ドナルド・セラーニ | ◯ | 2R 1:00 TKO | UFC on FOX 23 /2017年1月28日 |
ジェイク・エレンバーガー | ◯ | 1R 4:05 TKO | The Ultimate Fighter 24 Finale /2016年12月3日 |
ロス・ピアソン | ◯ | 5R 判定3-0 | UFC 201 /2016年7月30日 |
これを見ろ!おすすめの試合
VS ベン・アスクレン
(UFC 239 /2019年7月6日)
2019年、当時19勝無敗、Bellator、ONEの元2冠王者ベン・アスクレンをわずか5秒で飛び膝蹴りで失神させた衝撃の試合を是非見てほしい。
試合後、ATTのチームメイトであるダスティン・ポイエーがTwitterで、マスヴィダルが試合開始早々飛び膝蹴りをすることを前日の夕食で話していたと語り、ヘッドコーチのマイク・ブラウンもSNSで試合前にマスヴィダルが飛び膝蹴りを練習している動画を投稿するなど、作戦通りの飛び膝蹴りであったことを公表していた。
戦って欲しい!あの選手
VS ネイト・ディアス
2019年、UFC 244でBMFベルトをかけて戦ったネイト・ディアスとの悪童対決をもう一度見たい。
前回は、ネイトの右まぶたのカットが深く、3R終了時にドクターストップという結果になってしまった。
試合後、ネイトはマスヴィダルに「バックステージで続きをやろう」と言ったり、マスヴィダルも「対戦相手に意識を持たせたまま帰らせるのは好きじゃない、こんな形で終わるのはごめんだ、またやろう」と返しているため、今度はKOで完全決着する試合を見せてほしい(2021年7月9日時点)
その他のTopics
世界最強の不良、マスヴィダルの生い立ち
マスヴィダルはストリートファイト出身で、悪童ネイト・ディアスに勝利し、BMFベルト (Baddest Mother Fuckerの略。最高にイカしたやつの意)を手にしていた世界最強の不良。その生い立ちを簡単に紹介
- 4歳の時から父親が麻薬密売などで18年間刑務所に入っていたため、満足のいく暮らしができずに育つ
- 5歳の頃から学校や路上でストリートファイトを行ったり、仲間たちとグローブをつけて、アイポークと金的だけが禁止のノールールの試合を行っていた
- 19歳の時、当時伝説のストリートファイターであったキンボスライスと出会い、アンダーグラウンドの賭け試合に誘われる
- マスヴィダルの最も有名なストリートファイトはキンボスライスの弟子レイとの試合であり、youtubeなどの動画コンテンツで紹介され、とんでもない再生回数となっている
是非みて欲しい!マスヴィダルの紹介動画
下記のyoutube動画にマスヴィダルの歴史がとても詳しくまとまっているため、是非みて欲しい