画像出典:トフィック・ムサエフがライト級トーナメントを制し優勝!RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019
今回は、並々ならぬ海外の強豪達を薙ぎ倒してRIZINライト級トーナメントを制した、アゼルバイジャンから来たコーカサスの死神、トフィック・ムサエフを紹介すっぞ!
やっべぇぞ!
トフィック・ムサエフのwiki的プロフィール
基本情報
名前 | トフィック・ムサエフ(Tofiq Musayev) |
生年月日 | 1989年12月15日(33歳 ※記事更新時) |
出身地 | アゼルバイジャン バクー |
身長/体重 | 178cm/70kg |
階級 | ライト級 |
所属 | チーム・アルファメール |
入場曲 | My Love (Abu Ali) |
獲得タイトル | RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019 ライト級トーナメント優勝(2019年) |
twitter (ツイッター) |
@Tofiq__Musayev |
instagram (インスタ) |
tofiq__musayev |
youtube (ユーチューブ) |
Tofiq Musayev |
さくっと簡単な来歴
- 2013年、Azerbaijan MMA Federationでプロデビュー。いきなりメインイベントに抜擢され、1Rにヒールホールドを極め、デビュー戦を勝利で飾った
- 以降ウクライナ、ロシアのMMA団体を主戦場に勝ち負けを繰り返していたが、得意のパンチを主体にしたファイトスタイルに磨きをかけると、才能が開花。連勝街道が始まる
- 2018年大晦日、かねてより憧れていた日本での試合が決まり、RIZIN初参戦。RIZIN.14で大尊伸光と対戦し、パウンドでTKO勝ち
- 2019年10月、RIZIN.19のライト級トーナメントにて1回戦でダミアン・ブラウンと対戦し、TKO勝ち
- 2019年大晦日、RIZIN.20のライト級トーナメント準決勝でジョニー・ケースにTKO勝利し、続く決勝戦はパトリッキー・フレイレと対戦。3Rを通じて世界トップレベルの激闘を繰り広げ、3-0の判定で勝利を収め、トーナメント優勝を果たした
- 2020年、コーチがSNSにて「ムサエフがアゼルバイジャン共和国軍に招集された」と報告(アゼルバイジャンは徴兵制度がある)
- 2021年6月、徴兵から帰還し、復帰戦のRIZIN.28 東京ドーム大会にて、RIZIN初代ライト級王者決定戦でホベルト・サトシ・ソウザと対戦するも、1Rに三角絞めによる一本負けを喫し、王座獲得に失敗
- 2022年、Bellatorへの移籍を発表。7月のBellatorデビュー戦でライト級ランキング1位のシドニー・アウトローと対戦し、開始27秒でフックで瞬殺TKO勝ちを飾った
- 2023年3月、Bellatorライト級ワールドグランプリ1回戦でランキング4位のアレクサンドル・シャブリーと対戦。3Rにシャブリーが放ったボディへの右前蹴りでムサエフが試合続行不可能となり(のちに肋骨を骨折したと判明)TKO負け。グランプリ1回戦敗退となった
トフィック・ムサエフの戦績・試合
プロ総合格闘技戦績(※2023年5月23日時点)
勝率:80%
試合決定率:90%(= KOor1本勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | |||
(T)KO | 一本 | 判定 | ||
試合数 | 25 | |||
勝ち | 20 | 16 | 2 | 2 |
負け | 5 | 1 | 3 | 1 |
分け | 0 | |||
無効 | 0 |
直近の戦績
※直近13試合の戦績
対戦相手 | 結果 | 大会/日付 | |
アレクサンドル・シャブリー | × | 3R 0:29 TKO | Bellator 292【Bellatorライト級ワールドグランプリ 一回戦】/2023年3月10日 |
シドニー・アウトロー | ◯ | 1R 0:27 TKO | Bellator 283 /2022年7月22日 |
ホベルト・サトシ・ソウザ | × | 1R 1:12 一本 | RIZIN.28 /2021年6月13日 |
パトリッキー・フレイレ | ◯ | 3R 判定3-0 | RIZIN.20【RIZINライト級トーナメント 決勝】/2019年12月31日 |
ジョニー・ケース | ◯ | 1R 2:47 TKO | RIZIN.20【RIZINライト級トーナメント 準決勝】/2019年12月31日 |
ダミアン・ブラウン | ◯ | 1R 4:14 TKO | RIZIN.19【RIZINライト級トーナメント 一回戦】/2019年10月12日 |
ダロン・クルックシャンク | ◯ | 3R 判定3-0 | RIZIN.16 /2019年6月2日 |
大尊伸光 | ◯ | 2R 1:19 TKO | RIZIN.14 /2018年12月31日 |
マリフ・ピラエフ | ◯ | 1R 3:24 TKO | WFCA 48 /2018年5月4日 |
ズラブ・ベテルガラエフ | ◯ | 2R 1:23 TKO | WFCA 45 /2018年2月24日 |
ムラット・コカトゥルク | ◯ | 2R 2:50 TKO | Orion Fight Arena: Spectacular Kickboxing-MMA Gala /2017年10月21日 |
ムラッド・シャフバノフ | ◯ | 3R 2:16 TKO | WFCA 34 /2017年2月25日 |
アユブ・ファヒミ | ◯ | 1R 3:56 TKO | Azerbaijan MMA Federation /2016年12月31日 |
これを見ろ!おすすめの試合
VS ジョニー・ケース
(RIZIN.20【RIZINライト級トーナメント 準決勝】)
2019年、RIZINライト級トーナメントの決勝、パトリッキー・”ピットブル”・フレイレとの激戦も捨てがたいが、今回紹介するのは準決勝でのジョニー・ケース戦。
ジョニー・ケースはUFCでも活躍し、RIZINではあのホベルト・サトシ・ソウザと矢地祐介をTKOで葬っている世界の強豪。
1Rに左フックで倒してからコーナーでの激しいパウンドでTKO勝利。緊張感あふれる打撃の攻防から一瞬のスキを突き、勝利を手繰り寄せた。
戦って欲しい!あの選手
VS パトリシオ・”ピットブル”・フレイレ
2019年、RIZINライト級トーナメントの決勝でムサエフが下したパトリッキーの実弟であるパトリシオ・”ピットブル”・フレイレとの一戦を見てみたい。
UFCに次ぐアメリカの強豪総合格闘技団体Bellator(ベラトール)のフェザー級、ライト級の二階級同時王者だったこともあり、間違いなく世界トップレベルの選手。
現在のライト級王者は、実兄パトリッキーのため、こちらの方が実現可能性は高いかもしれない。
もちろんパトリッキーとの再戦も見てみたい。(2022年7月25日時点)
トフィック・ムサエフのyoutube
トフィック・ムサエフは自身の公式youtubeチャンネルを持っているようだが、言語の壁があり、筆者には内容があまり理解できない(笑)。
映像を見る限り、トレーニング動画などを中心にアップロードされていると思われる。
上記のプロフィール欄にリンクもあるため、興味がある方は是非ご覧いただきたい。
おすすめyoutube動画
トフィック・ムサエフは自身の公式youtubeチャンネルを持っているが、上記通り、筆者の力量不足で内容を把握できないため、今回はムサエフがフューチャーされているRIZIN CONFESSIONSを紹介(1分37秒くらいからRIZINライト級トーナメントのパート)。
「これを見ろ!おすすめの試合」でも紹介したジョニー・ケース戦に加え、決勝のパトリッキー・”ピットブル”・フレイレ戦も紹介されている。
アゼルバイジャンの英雄に早くRIZINに帰ってきて欲しいぞ!
【番組】RIZIN CONFESSIONS #56