画像出典:UFC 238:トニー・ファーガソン vs. ドナルド・セラーニ | UFC JAPAN
元UFC世界ライト級暫定王者、エルボーを多様した打撃でカットして相手を血塗れにする男、トニー・ファーガソンを紹介すっぞ!
やっべぇぞ!
トニー・ファーガソンのwiki的プロフィール
基本情報
名前 | 本名:アンソニー・アーマンド・ファーガソン・パディージャ (Anthony Armand Ferguson Padilla) |
生年月日 | 1984年2月12日(38歳 ※記事更新時) |
出身地 | アメリカ カリフォルニア州オックスナード |
身長/体重 | 183cm/70kg |
階級 | ライト級 |
所属 | チーム・デスクラッチ |
獲得タイトル | ・PureCombatウェルター級王座(2010年) ・UFC世界ライト級暫定王座(2017年) |
twitter (ツイッター) |
@TonyFergusonXT |
instagram (インスタ) |
tonyfergusonxt |
さくっと簡単な来歴
- トニーファーガソンは、大学時代はレスリングでオールアメリカンに2度輝いており、24歳から総合格闘技の練習を始め、2008年にプロ総合格闘技デビュー。ローカル団体で勝ち星を重ねる
- 2011年、UFC契約をかけたリアリティ番組「The Ultimate Fighter」のシーズン13のウェルター級トーナメントに参加し、すべて(T)KO勝ちで優勝
- UFCデビュー戦ではライト級に転向し、1RTKO勝ちを飾ると、1度マイケル・ジョンソンに敗れたものの、その後、破竹の勢いで連勝を重ねていく
- 2017年、ハビブ・ヌルマゴメドフとのUFC世界ライト級暫定王座決定戦が組まれるも、ヌルマゴメドフの体調不良により試合が流れ、ケビン・リーとの王座決定戦となる。1Rは追い込まれるシーンを見せるも、3R三角絞めで決めて一本勝ちし、暫定王座獲得に成功
- 当時空位であったUFC世界ライト級王座決定戦でハビブ・ヌルマゴメドフと対戦予定だったが、大会前のプロモーション活動中、スタジオのケーブルにつまずいて外側側副靱帯を断裂。負傷欠場が決まり、暫定王座を剥奪されてしまう
- 復帰後、2連勝をあげ、2020年5月、ハビブ・ヌルマゴメドフの持つライト級王座をかけ再度対戦が組まれるも、新型コロナウイルスの影響でまたも試合が流れ、ジャスティン・ゲイジーとのライト級暫定王座決定戦が組まれた。結果はスタンドの攻防で劣勢となり、5R終盤にダメージの蓄積によりTKO負け
- その後、チャールズ・オリベイラ、マイケル・チャンドラーらに連敗してしまい、UFC12連勝後、4連敗を喫してしまう
- 2022年9月、ウェルター級復帰戦となったUFC 279でネイト・ディアスと対戦。4Rにタックルを仕掛けた際にカウンターのギロチンチョークでキャリア初の一本負け、5連敗を喫してしまった(当初は同大会でリー・ジンリャンと対戦予定であったが、ディアスの対戦相手のカムザット・チマエフが前日計量で体重超過したため、急遽ディアスとの対戦に変更)
トニー・ファーガソンの戦績・試合
プロ総合格闘技戦績(※2022年9月13日時点)
勝率:76%
試合決定率:80%(= KOor1本勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | |||
(T)KO | 一本 | 判定 | ||
試合数 | 33 | |||
勝ち | 25 | 12 | 8 | 5 |
負け | 8 | 2 | 2 | 4 |
分け | 0 | |||
無効 | 0 |
直近の戦績
※直近12試合の戦績
対戦相手 | 結果 | 大会/日付 | |
ネイト・ディアス | × | 4R 2:52 一本 | UFC 279 /2022年9月10日 |
マイケル・チャンドラー | × | 2R 0:17 KO | UFC 274 /2022年5月7日 |
ベニール・ダリウシュ | × | 5R 判定0-3 | UFC 262 /2021年5月15日 |
チャールズ・オリベイラ | × | 5R 判定0-3 | UFC 256 /2020年12月12日 |
ジャスティン・ゲイジー | × | 5R 3:39 TKO | UFC 249【UFC世界ライト級暫定王座決定戦】/2020年5月9日 |
ドナルド・セラーニ | ◯ | 2R 終了時TKO (ドクターストップ) | UFC 238 /2019年6月8日 |
アンソニー・ペティス | ◯ | 2R 終了時TKO (右手の負傷) | UFC 229 /2018年10月6日 |
ケビン・リー | ◯ | 3R 4:02 一本 | UFC 216【UFC世界ライト級暫定王座決定戦】/2017年10月7日 |
ハファエル・ドス・アンジョス | ◯ | 5R 判定3-0 | UFC Fight Night: dos Anjos vs. Ferguson /2016年11月5日 |
ランド・バンナータ | ◯ | 2R 2:22 一本 | UFC Fight Night: McDonald vs. Lineker /2016年7月13日 |
エジソン・バルボーザ | ◯ | 2R 2:54 一本 | The Ultimate Fighter 22 Finale /2015年12月11日 |
ジョシュ・トムソン | ◯ | 5R 判定3-0 | UFC Fight Night: Mir vs. Duffee /2015年7月15日 |
これを見ろ!おすすめの試合
VS ラムジー・ニジェム
(The Ultimate Fighter 13 Finale【ウェルター級トーナメント 決勝】/2011年6月4日)
2011年6月、TUF13ウェルター級トーナメント決勝でのラムジー・ニジェムとの対戦(youtubeのフリー動画で昔の試合しかなかったため、こちらを紹介)。
16人が参加したこのトーナメントで、ファーガソンは決勝まですべてKO・TKO勝ちを収め、決勝の本戦では、左フックで1RKO勝ちを収め優勝を果たす。
この試合で、UFCと10万ドルの契約権を獲得し、ここからUFCでのファーガソンの爆進街道がはじまっていく。
戦って欲しい!あの選手
VS コナー・マクレガー
共にUFCライト級で華があり、人気のあるこの2人の対決を是非みてみたい。
長くUFCに籍をおく二人だが、まだ対戦経験はないようだ。
対戦が決まっては、お互いの怪我などもあり、5度も試合が流れてしまったハビブ・ヌルマゴメドフとの6度目の正直もみてみたかったが、ヌルマゴメドフはすでに引退してしまっている。
となれば、見てみたい相手はこの大スターしかいないだろう。
ファーガソンは今、負けが混んでしまっているが、また全盛期のような活躍をみせてほしい(2021年7月1日時点)

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ファーガソンとヌルマゴメドフの対戦は5度も流れている!?
トニー・ファーガソンとハビブ・ヌルマゴメドフは、対戦が決まっては、お互いの怪我などもあり、実は5度も試合が流れてしまっている。
ついにこの対戦が実現しないまま、ヌルマゴメドフが引退してしまってたため、この対戦は夢に消えてしまった。非常に残念である
- 1回目:2015年12月、ヌルマゴメドフが肋骨を負傷して試合消滅
- 2回目:2016年4月、ファーガソンが肺に血が溜まり欠場
- 3回目:2017年3月、UFCライト級暫定王座決定戦で対戦が決まるも、ヌルマゴメドフの減量による体調不良で試合消滅(代わりにケビン・リーと対戦し、暫定王者となる)
- 4回目:2018年4月、長く試合に参加せずに王者を剥奪されたコナー・マクレガーのベルトをかけ、ハビブ・ヌルマゴメドフとのUFCライト級王座決定戦が組まれた。しかし、ファーガソンは、大会前のプロモーション活動中、スタジオのケーブルにつまづき、外側側副靭帯を断裂してしまい、負傷欠場と共に、暫定王座を剥奪されてしまう
- 5度目:2020年5月、新型コロナウイルスの影響でヌルマゴメドフがアメリカ入りできなかったため、5度目の試合消滅

是非みて欲しい!トニー・ファーガソンの紹介動画
下記のyoutube動画にトニー・ファーガソンの歴史がとても詳しくまとまっているため、是非みて欲しい