画像出典:【試合結果】Yogibo presents RIZIN.33 第13試合/那須川天心 vs. 五味隆典
今回は格闘ファンなら誰しもがみたい世紀の一戦!
実現に関してさまざまな議論が巻き起こったドリームマッチ、武尊 vs 那須川天心の試合前予想だぞ!
このファン待望のカードが2022年6月に新イベント(THE MATCH 2022)で実現されると発表されたのだ!
武尊 vs 天心のこれまでの経緯に関しては下記を参照


- 武尊 (たける) vs 天心:プロフィール・戦績
- 武尊 (たける) vs 天心:試合勝敗予想
- プロ格闘家による勝敗予想まとめ
- 【1】朝倉未来による勝敗予想
- 【2】村越優汰による勝敗予想
- 【3】堀口恭司による勝敗予想
- 【4】原口健飛による勝敗予想
- 【5】魔裟斗による勝敗予想
- 【6】久保賢司による勝敗予想
- 【7】久保優太による勝敗予想
- 【8】城戸康裕による勝敗予想
- 【9】大沢ケンジによる勝敗予想
- 【10】小比類巻貴之による勝敗予想
- 【11】芦澤竜誠による勝敗予想
- 【12】亀田和毅による勝敗予想
- 【13】久保賢司 (2回目) による勝敗予想
- 【14】久保優太 (2回目) による勝敗予想
- 【15】堀口恭司 (2回目) による勝敗予想
- 【16】野杁正明による勝敗予想
- 【17】朝倉未来 (2回目) による勝敗予想
- 【18】扇久保博正による勝敗予想
- 【19】竿本樹生による勝敗予想
- 【20】ストラッサー起一による勝敗予想
- 【21】青木真也による勝敗予想
- 【22】平本蓮による勝敗予想
- 武尊 (たける) vs 天心:ベストバウト3選
- さいごに
武尊 (たける) vs 天心:プロフィール・戦績
武尊、天心、2人の戦績などの情報を改めておさらいする。
武尊 (たける) のプロフィール・戦績
まずは、K-1の顔であり絶対王者、ナチュラル・ボーン・クラッシャー武尊のプロフィールや戦績だ!
基本情報
名前 | 武尊(たける) |
生年月日 | 1991年7月29日(30歳 ※対戦時) |
出身地 | 鳥取県米子市 |
身長/体重 | 168cm/60kg |
階級 | スーパーフェザー級 |
所属 | K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST |
入場曲 | Touchin’ On My(3OH!3) |
獲得タイトル | ・初代Krushフェザー級王者(2013年) ・初代K-1 WORLD GPスーパーバンタム級王者(2015年) ・初代K-1 WORLD GPフェザー級王者(2016年) ・第4代K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者(2018年) |
twitter (ツイッター) |
@takerusegawa |
instagram (インスタ) |
k1takeru |
youtube (ユーチューブ) |
武尊 / TAKERU |
戦績
プロキックボクシング戦績(※対戦時)
勝率:98%
試合決定率:60%(= KO勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | ||
(T)KO | 判定 | ||
試合数 | 41 | ||
勝ち | 40 | 24 | 16 |
負け | 1 | 1 | 0 |
分け | 0 | ||
無効 | 0 |
直近10試合の結果
対戦相手 | 結果 | 大会/日付 | |
レオナ・ペタス | ◯ | 2R 1:56 KO | K-1 WORLD GP – K’FESTA.4 DAY2 – /2021年3月28日 |
ペッダム・ペットギャットペット | ◯ | 2R 0:49 KO | K-1 WORLD GP – K’FESTA.3 – /2020年3月22日 |
村越優汰 | ◯ | 3R 判定2-0 | K-1 WORLD GP – よこはまつり – /2019年11月24日 |
ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー | ◯ | 2R 2:43 KO | K-1 WORLD GP – K’FESTA.2 – /2019年3月10日 |
皇治 | ◯ | 3R 判定3-0 | K-1 WORLD GP – K-1ライト級世界最強決定トーナメント – /2018年12月8日 |
ダニエル・ピュータス | ◯ | 1R 2:09 KO | K-1 WORLD GP – 初代クルーザー級王座決定トーナメント – /2018年9月24日 |
小宮山工介 | ◯ | 3R 2:02 KO | K-1 WORLD GP – K’FESTA.1 – /2018年3月21日 |
郷州征宜 | ◯ | 1R 2:24 KO | K-1 WORLD GP – K’FESTA.1 – /2018年3月21日 |
スタウロス・エグザコスティディス | ◯ | 3R 判定3-0 | K-1 WORLD GP – K’FESTA.1 – /2018年3月21日 |
ワン・ジュングァン | ◯ | 3R 判定3-0 | K-1 WORLD GP – 初代ウェルター級王座決定トーナメント – /2017年9月18日 |
さらに詳しい武尊のプロフィールは下記を参照

那須川天心のプロフィール・戦績
次に、言わずと知れたキックボクシング無敗の神童、那須川天心のプロフィールや戦績を紹介!
基本情報
名前 | 那須川 天心(なすかわ てんしん) |
生年月日 | 1998年8月18日(23歳 ※対戦時) |
出身地 | 千葉県松戸市 |
身長/体重 | 165cm/58.5kg |
階級 | バンタム級・フェザー級(RISE) |
所属 | TARGET/Cygames |
入場曲 | 止まらないHA~HA(矢沢永吉) |
獲得タイトル | ・第6代RISEバンタム級王座(2015年) ・ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王座(2016年) ・初代RISE世界フェザー級王座(2018年) ・ISKAフリースタイルルール世界フェザー級王座(2019年) |
twitter (ツイッター) |
@TeppenTenshin |
instagram (インスタ) |
tenshin.nasukawa |
youtube (ユーチューブ) |
那須川天心チャンネル |
戦績
プロキックボクシング戦績(※対戦時)
勝率:100%
試合決定率:68%(= KO勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | ||
(T)KO | 判定 | ||
試合数 | 41 | ||
勝ち | 41 | 28 | 13 |
負け | 0 | 0 | 0 |
分け | 0 | ||
無効 | 0 |
直近10試合の結果
対戦相手 | 結果 | 大会/日付 | |
風音 | ◯ | 3R 判定2-0 | RISE ELDORADO 2022 /2022年4月2日 |
鈴木真彦 | ◯ | 3R 判定3-0 | RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA /2021年9月23日 |
志郎 | ◯ | 3R 判定3-0 | RISE ELDORADO 2021 /2021年2月28日 |
クマンドーイ・ペットジャルーンウィット | ◯ | 3R 判定3-0 | RIZIN.26/2020年12月31日 |
裕樹 | ◯ | 2R 2:56 TKO | RISE DEAD OR ALIVE 2020 OSAKA/2020年11月1日 |
皇治 | ◯ | 3R 判定3-0 | RIZIN.24/2020年9月27日 |
笠原友希 | ◯ | 1R 1:30 KO | RISEonABEMA/2020年7月12日 |
江幡塁 | ◯ | 1R 2:46 KO | RIZIN.20/2019年12月31日 |
志郎 | ◯ | 3R 判定3-0 | RISE WORLD SERIES 2019 Final Round/2019年9月16日 |
スアキム・PKセンチャイムエタイジム | ◯ | 3R 1:13 TKO | RISE WORLD SERIES 2019 Semi Final Round/2019年7月21日 |
さらに詳しい那須川天心のプロフィールは下記を参照

武尊 (たける) vs 天心:試合勝敗予想
世の中の声も天心優勢の声が多いように感じる。
ただ、レオナ戦での武尊を見ると、やっぱり武尊はやってくれると感じずにはいられない!
おらは、前に出続けて最後に天心のディフェンスを崩し、武尊がKO勝ちすると予想してます!
プロ格闘家による勝敗予想まとめ
# | 予想者 | 勝者 | 勝ち方 | 予想時期 |
▼試合決定前(※55~60kgの間のキャッチウェイトを前提とした予想) | ||||
1 | 朝倉未来 | 天心 | KO | 2020/06 |
2 | 村越優汰 | 天心 | – | 2020/07 |
3 | 堀口恭司 | 天心 | – | 2021/01 |
4 | 原口健飛 | 天心 | 判定 | 2021/01 |
5 | 魔裟斗 | 武尊 | KO | 2021/03 |
6 | 久保賢司 | 天心 | 判定 | 2021/04 |
7 | 久保優太 | 天心 | 判定 | 2021/04 |
8 | 城戸康裕 | 武尊 | – | 2021/10 |
▼試合決定後 | ||||
9 | 大沢ケンジ | 天心 | KO(2R) | 2021/12 |
10 | 小比類巻貴之 | 天心 | – | 2022/01 |
11 | 芦澤竜誠 | 武尊 | KO | 2022/01 |
12 | 亀田和毅 | 武尊 | KO | 2022/04 |
13 | 久保賢司 (2) | 天心 | 判定 | 2022/05 |
14 | 久保優太 (2) | 武尊 | – | 2022/05 |
15 | 堀口恭司 (2) | 天心 | – | 2022/05 |
16 | 野杁正明 | 武尊 | – | 2022/05 |
17 | 朝倉未来 (2) | 天心 | 判定 | 2022/06 |
18 | 扇久保博正 | 武尊 | 判定 | 2022/06 |
19 | 竿本樹生 | 天心 | – | 2022/06 |
20 | ストラッサー起一 | 武尊 | 判定 | 2022/06 |
21 | 青木真也 | 天心 | – | 2022/06 |
22 | 平本蓮 | 天心 | – | 2022/06 |
【1】朝倉未来による勝敗予想
天心のKO勝ちと予想
- 体重やルール、ラウンド数によっても変わるが、キャッチウェイトであれば、天心が早い段階でKO
- 目の良さ、スピードは天心が上なので、早い段階で倒せるのでは
- もし倒せずに判定になったり、5Rだったりしたら、体力がすごいので武尊が勝つことも
【2】村越優汰による勝敗予想
天心の勝ちと予想
- 天心は、スピードが早く、目が良いため、合わせるのがうまい。武尊のパンチをもらわず、うまく合わせると思う
- パンチ力でいえば武尊が上
- 天心が合わせた時に武尊が倒れないようであれば、話が変わってくるかも
【3】堀口恭司による勝敗予想
天心の勝ちと予想
- 武尊はガンガン前にでていく、天心は様子見で自分の技をだしていく、どっちが早くペースを握れるかが鍵
- カウンターもらうリスクもあるので武尊もそこまでガンガンいけなさそう
- 天心は予想外の蹴り技などを持っており、武尊には予想外の武器はないように感じる
- ガチャガチャ訳がわかんないくらいの展開にしないと、普通にやっちゃうと天心有利
【4】原口健飛による勝敗予想
天心の判定勝ちと予想
- 皆がいうように、天心は、スピード・技術・テクニック、武尊は、パワー・フィジカル・スタミナ。ただ2人とも全部をもっている
- 武尊はKOを狙いにいき、自分のペースに持ち込むスタイル、一方、天心は誰が相手でも相手に合わせられる変幻自在のスタイルで、KOに拘らない勝利至上主義
- 武尊は過去、ダウンなどのシーンがあるが、天心は効いている所を見たことない、ロッタン戦もいなしており、そこの差で天心が勝つ
- 武尊vs村越戦を見ていると、天心は村越の戦い方を上のレベルでできるから、この試合を見て天心が勝つと思った
【5】魔裟斗による勝敗予想
武尊のKO勝ちと予想
- レオナ戦を見たら本番に強い武尊が倒すと思った
- 天心も早いが、武尊もハンドスピード早く、打たれ強い。タフさと気持ちの強さは武尊の方が上
- 天心は天才肌だから一度歯車が狂い始めると弱い。ロッタン戦で気持ちの弱さが垣間みえた
【6】久保賢司による勝敗予想
天心の判定勝ちと予想
- 武尊は今までやったことがないスピードを経験し、今までの形が通用しない
- 那須川のカウンターを恐れて武尊はあまり打ち込みにいけず、お互いの手数が少なく、期待している激闘ではなくなる可能性も
【7】久保優太による勝敗予想
天心の判定勝ちと予想
- 天心は絶対、武尊vs村越の試合を軸に研究するはず
- 天心と村越はともにサウスポーだが違いがあり、村越は外側を取るのが好きだが、天心は内側、外側どちらに入っても攻撃を持っており、サウスポー対策のセオリーである外側を取ることが通じない
- 武尊が天心を追い詰める「追い足」を習得できるのかがポイント
- 武尊は詰めて、コーナー際にいって右ボディからの左フックの返しを狙っているはずで、これが当たれば天心を倒せるかも
- 58kg以下なら武尊のガス欠もあり、武尊は意地でも倒れないので、天心の判定勝利(60kgなら天心が武尊の圧力を押し返せなくなり2~3Rで武尊のKO勝ち)
【8】城戸康裕による勝敗予想
武尊の勝ちと予想
- 前から言っているが、何キロでやるかにもよるが普通に武尊が勝つ
- 60kgの世界や日本の強い選手(レオナ・ペタスなど)を失神させるパワーは相当強い
- 70kg の選手とかでもあのパンチを貰ったら倒れると思う
- その圧倒的圧力。天心がスピードやテクニックでうまく捌くにしても、最後にはまくる
- 多少やり辛い感じにはなると思うが、結局前に出て、距離潰して倒すのは武尊。テクニックで翻弄される武尊は見えない
- 契約体重が多少軽くても当日は体重を戻せるし、過去55kg、57.5kgでも武尊は王者だった
【9】大沢ケンジによる勝敗予想
天心のKO勝ち(2R)と予想
- 武尊は多少もらっても前へでてくる
- 天心はゴリゴリ前に出てこられた時、どうなるのか。ロッタンには苦戦していた。キレイに倒す可能性もある
- 天心の2RKO勝ち。5Rとかでここを乗り越えられたら、後半は武尊の方が強いと思うのでどうなるかわからない
【10】小比類巻貴之による勝敗予想
天心の勝ちと予想
- 武尊の方が気持ちが強く、長くなれば武尊有利の声もあるが、捕まらないように天心は動く
- 武尊はどちらかというとサウスポーが苦手。真っ直ぐなパンチを結構もらう。天心の左ストレートからの跳び膝蹴りがくるんじゃないか
- 武尊は撃たれても前に出るため、うまく急所を外せば、倒れない。判定までいく。ポイントを取れるかどうかと考えると、やはり天心はポイントを取らせない
- リングの広さや何Rかにもよるが、武尊が天心を倒せるようには思えない。思っている以上に当たらない
【11】芦澤竜誠による勝敗予想
武尊のKO勝ちと予想
- 体重やルールはそこまでどちらに有利ということはない
- 天心は先(ボクシング)を見据えており、武尊はこの試合に全てを賭けている。心の持ちようで武尊が上回る
- 武尊の圧力はロッタンよりも強く、武尊の方が倒せる可能性が高い
【12】亀田和毅による勝敗予想
武尊のKO勝ちと予想
- ルールは天心より。当日軽量3時間前は武尊にとってかなりきつい条件
- 気持ち、想いの差が圧倒的に武尊の方が強い。武尊が倒すと予想
【13】久保賢司 (2回目) による勝敗予想
天心の判定勝ちと予想
- 武尊には惹かれるものがあり、応援したい
- ただ、予想としては天心の判定勝ち(武尊が勝つならKO)
- 天心はクレバーで空気を読まず、勝ちに徹する。武尊の土俵に乗らない
- 天心のスピードや技術を考えると、武尊が空回りしてしまい、見ている側としても面白い展開にはならなさそう
【14】久保優太 (2回目) による勝敗予想
武尊の勝ちと予想
- 半年前であれば、天心の方が有利だと思っていたが、最近は武尊の方が勝つ確率が高いのではと思ってきた
- 武尊は1年以上前からサウスポーに構えたミット打ちを続けており、レオナ戦前から対策が始まっていた
- 右のミドルキックの威力がまた鋭くなっており、あれをサウスポーの天心が受けたらやばい。それ一発で左ストレートが打ちづらくなる
- 詳しくは話せないが、あれをサウスポーがやられたらやばいと感じているものがある(動画中は非公開)
【15】堀口恭司 (2回目) による勝敗予想
天心の勝ちと予想
- 武尊は、普段体重が天心よりも重いと考えられるため、当日計量の条件が厳しく、体重に関しては天心よりのルールに感じられる。武尊にとってかなり厳しい
- 以前は、判定なら天心、KOなら武尊という読みだったが、62kgまでしか戻せないというルールを聞いて、武尊が勝つのは厳しいと感じる
- 武尊は普段から体重を落としていると聞くが、普段の体重を削るというのもかなり厳しく、体力も削られる
- 展開としては、武尊がいつも通りガンガン攻めていき、天心がカウンター狙い。天心は相手が想像できないような技も持っている。そこまで打ち合いにはならないのでは
【16】野杁正明による勝敗予想
武尊の勝ちと予想
- この試合は1Rが一番大事。天心の持ち前の技とスピードで武尊は被弾することがあると思うが、1Rを耐えれば、スピードに慣れ、2R以降は武尊の反撃となる
- 武尊とはスパーリングをしたこともあるが、階級が違うのに圧力を感じた。天心は今まで感じたことのない圧力を感じるはず
- ロッタン戦で慣れたと思っていると痛い目にあう。武尊はロッタン以上の圧力で打ち込んでくる
【17】朝倉未来 (2回目) による勝敗予想
天心の判定勝ちと予想
- 当日計量が問題
- スピードは明らかに天心、パワーは武尊。目の良さは天心、根性は武尊
- 武尊はスロースターター、天心は1Rから本来の動きができる。1Rにもらわずに当てて、天心有利な展開となる
- だんだん武尊はギアを上げて、3Rに向けて追い上げていく(対ロッタンのような展開)が、最初の優勢もあり、ぎりぎり天心が逃げ切る。天心は本当に目がよく、被弾数であれば圧倒的に天心の方が少ないはず(5Rまであれば武尊有利だったと思う)
- 天心はボクシング転向を見据え、最近の試合ではキックが少なくなっているため、そのスタイルでいくと怖い
【18】扇久保博正による勝敗予想
武尊の判定勝ちと予想
- 当日計量の4キロ戻しは肉体的にも精神的にも相当つらい。ここがキーとなる
- 展開は、ガンガンプレスをかける武尊と距離をとってカウンター狙いの天心
- 天心のパンチは点をしっかり狙って打つパンチなので、武尊といえどミートしたら倒れる
- 天心の前戦の対風音がヒントになりそう。右のインローがキーになる
- 階級差もある中で武尊が押し切りそう
【19】竿本樹生による勝敗予想
天心の勝ちと予想
- 天心の3RKOもしくは判定勝ち
- 天心の方が対オーソドックスに慣れており、武尊はサウスポーの村越戦で苦戦していた。この慣れの部分が大きくきいてくるのでは
- スピード、テクニック部分で差がある(天心の方が上)。パワーは武尊だが
【20】ストラッサー起一による勝敗予想
武尊の判定勝ちと予想
- ルール的にも契約体重的にもやや天心有利。熱の強さ、想いの強さでは武尊が上
- 今まではずっと天心が勝つと思っていたが、この1年でお互いの最新の試合を見て、考えが入れ替わった
- 1Rは天心が蹴りを多用して、距離をとって戦い、やや天心有利の展開
- ただ、徐々に天心は武尊の圧力でスタミナを削られていく
- 3Rに武尊が前に出る。打たれ強さは絶対的に武尊で、打ち合いに持ち込んで最後追い上げる
【21】青木真也による勝敗予想
天心の勝ちと予想
- 当身体的な素質でいうと絶対的に武尊有利。一回り、二回り体がでかく、とにかく打たれ強い。メンタル、気持ちも武尊の方が強い
- ただ、畑山vs坂本の「坂本選手は僕よりパンチも強いし、顎も強い、だから僕が勝つんです」という畑山の言葉を思い出した
- 色々な状況含めて、武尊の方が強い。だから天心が勝つ
【22】平本蓮による勝敗予想
天心の勝ちと予想
- ゲームとして考えた時に那須川天心の右に出るものはいない、ゲームプランは一番強い。武尊は喧嘩が一番強い。3分3Rだと喧嘩の領域にいかないのでは
- 天心が勝ちに徹したらめっちゃつまらない試合になる可能性はある
- 世紀の一戦は世紀の凡戦。メイウェザーvsパッキャオしかり、強すぎると試合がつまらなくなる
武尊 (たける) vs 天心:ベストバウト3選
次に、この2人が対戦したらどうなるのか、夢を膨らませるためにお互いのベストバウトを紹介!改めて2人の強さ、持ち味をおさらいしておこう。
各メディアで取り上げられていたベストバウトなども参考にしつつも、格闘アンテナの独断と偏見で選ばせてもらった!
武尊 (たける) のベストバウト
まずは武尊のベストバウト3選を紹介!
3位:武尊 vs ダニエル・ピュータス
2018年9月、武尊がスーパー・フェザー級(-60kg)王者となった後の初の試合。
ダニエル・ピュータスは65kgでも戦っているようなファイターであり(60kgだけでなく、ISKA、W5欧州などでも王座に輝いている)、武尊と比べて1~2周りフレームが大きい。
そんな中、1R、ローキックを散らした後に右フック一閃、強烈なダウンを奪う。そしてパンチラッシュで決着、階級が上とも言ってよいファイターを圧倒的なパワーでねじ伏せた。
2位:武尊 vs ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー
2019年3月、ムエタイの2大殿堂、ラジャダムナン・スタジアムでフェザー級王者をとったこともあるヨーキッサダーと対戦。
ラジャの王者といえば、立ち技のファイターの憧れの存在といっても過言ではない。
ヨーキッサダーの強烈なミドルが武尊に突き刺さる中(武尊が初めて試合中に痛いと感じ、腕が折れそうな感覚を味わったようだ)、武尊はインローを積み重ねつつ、要所要所で圧力をかけていく。
そして2R、足を効かされ痺れを切らしたヨーキッサダーが勝負をかけて詰め寄ってきた刹那、カウンターの右が炸裂し、ダウンを奪う。
そして強烈なフックで畳みかけ、KO勝利。
なんと、アマチュア含めて400戦以上をこなし、1回もKO負けしたことがない相手にKO勝利をとげた。
1位:武尊 vs レオナ・ペタス
2021年3月、2度試合が延長された後についに実現したレオナ・ペタスとの一戦。
石の拳と形容される強烈なパンチを持ち、そのリーチを生かしたストレートで様々な強敵を下してきた今までで最強クラスの相手(当時、Krushスーパーフェザー級王者)
レオナは、武尊が倒しきれず、そのテクニックの前にかなりの苦戦を要した村越優汰にKO勝利して改めてその強さを示していた。(ちなみにRISE時代、村越は天心とも2度戦っており、2戦目では判定0-2で敗れたものの、天心をも苦しめたテクニシャン)
そして、試合直前の予想では、あのK-1のカリスマ魔裟斗もレオナ勝利予想をあげるほどであった。
試合では、最初はレオナの間合いに苦戦し、多少の被弾をしつつも、対レオナ用の秘策カーフキックを積み重ねダメージを蓄積させていく。
ひりつくようなパンチの交錯の中、1R終了直前に武尊の左フックが突き刺さり、レオナは後頭部から倒れダウン。
1Rのダウンで試合は終わったと思われたが、レオナが意地を見せ、2Rに突入。
激しい打ち合いの中、レオナのパンチがかすり、武尊が一瞬ひざをつくシーンも見せたが、武尊のペースに持ち込み、2度のダウンを奪いKO勝ち。
天心戦が噂される中、ここで負けると全てが奪われるというプレッシャーの中、最強の相手に強烈なKO勝ち。K-1内外の数々の格闘家達がこの試合を影響を受けた試合として名前をあげる大興奮の一戦となった。
那須川天心のベストバウト
次に天心のベストバウト3選を紹介!
3位:天心 vs フェデリコ・ローマ
2019年3月、RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament 1回戦でWKNムエタイ58kg級世界王者フェデリコ・ローマと対戦。
試合は、天心が持ち前のスピードとテクニックで鋭いジャブを中心にペースを握り終始試合をコントロールし、要所要所で胴回し回転蹴りのような大技も繰り出す。
前年大晦日ではエキシビジョンながらメイウェザーにボクシングで圧倒され、悔し涙を流したが、そこから復帰し、力強さが増したように感じる
そして3R、パンチでダウンを奪った後、絶妙なタイミングで体全体を使って繰り出したアクロバティックなハイキック(竜巻蹴り)を炸裂させ、KO勝利。
なんとあのUFCの代表デイナ・ホワイトがインスタグラムでこの試合の天心のKOシーンをシェアするなど世界中から賞賛が相次いだ試合となった。
2位:天心 vs スアキム・PKセンチャイムエタイジム
2019年7月、RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament 準決勝で現役ルンピニースタジアムスーパーフェザー級王者スアキムと対戦。
武尊が下したヨーキッサダーはラジャダムナン王者だったが、そのラジャと双璧をなすルンピニーの王者だ。
2018年2月、天心はスアキムを判定で一度下しているものの、試合後、今までの相手とはレベルが違ったと評した。
試合では、リーチがあり距離をとってミドルなどを当てていきたいスアキムに対し、巧みに自身の距離に入り込み、天心がパンチを当て、要所要所でカウンターを炸裂させ、ペースを握る。
次第に痺れを切らし、スアキムが距離を詰めて打ってくるシーンも見せ始める。
そして3R、開始直後に激しい打ち合いを展開したのち、天心が放った胴回し回転蹴りでスアキムが額をカットしドクターストップでTKO勝ち。
ムエタイ最強の難敵を2度に渡って退けた。
1位:天心 vs 江幡塁
2019年大晦日、RIZIN20でWKBA世界スーパーバンタム級王者、江幡塁と対戦。
江幡は、プロキックボクシング戦績45戦40勝(RIZIN.20 天心戦時点)と確かすぎる実績を持ち、天心も同階級でその実力は日本で5本の指に入るのではと評価していた。
さすがの天心も苦戦をしいられると思いきや、蓋を開けてみると1R 3分弱で3ノックダウンによるKO勝ち。
天心といえば、そのテクニックとスピードに目が行き立ちで、パワーはそれほどという見方をする評価もあったが、この試合では、いつものように繰り出されるカウンターやアクロバティックな蹴り技、電光石火の攻撃に加え、力強さ・パワーを感じられた。
まさに鬼神のような強さを見せつけ、この試合を見た後は、キックボクシングではもはや敵はいないのではと改めて思わされた。
さいごに
今回は、多くの格闘ファンが待ち続け、熱望していた一戦、武尊vs天心について、その勝敗予想を紹介した。
無敗の神童・那須川天心が多くの予想に沿い、武尊の攻撃を捌き、いつものように勝利を手にするのか。
武尊の圧力が天心のスピード・テクニックをねじ伏せ、まさかのKO劇を見せてくれるのか。
どちらにしろおもしろい展開になることが間違いない。
このカードは絶対に見たい!
