画像出典:espnmma-twitter
今回はUFC 268(2021年11月7日/日曜・日本時間)にて対戦が予定されているファン待望のカード、ジャスティン・ゲイジー vs マイケル・チャンドラーの試合前予想だぞ!
アグレッシブすぎるファイトスタイルで名勝負製造機であるゲイジー!
元Bellator(ベラトール)ライト級王者であり、強靭なフィジカル、スタミナを誇るチャンドラー!
バチバチにぶつかり合う激闘になること間違いなしだ!
やっべぇぞ!

ジャスティン・ゲイジーのプロフィール・戦績
ゲイジーは、UFCライト級2位、PFP14位であり、元UFC世界ライト級暫定王者(記事更新時)。
トニー・ファーガソンとの激闘を制し、ライト級暫定王者を獲得後、最も直近の試合では、MMA29戦無敗のハビブ・ヌルマゴメドフと王座統一戦を行い、惜しくも2R三角絞めで一本負けとなった(これがヌルマゴメドフの引退試合となる)。
今回は、王座統一戦での敗北後の復帰戦となる。
今回も前に出て派手に殴り合い、最高のKOを見せ、見事復帰を飾ってくれるのか、非常に楽しみだ!
基本情報
名前 | 本名:ジャスティン・レイ・ゲイジー (Justin Ray Gaethje) |
生年月日 | 1988年11月14日(32歳 ※対戦時) |
出身地 | アメリカ アリゾナ州サフォード |
身長/体重 | 180cm/70kg |
階級 | ライト級 |
所属 | エレベーション・ファイト・チーム |
獲得タイトル | ・初代WSOF世界ライト級王座(2014年) ・UFC世界ライト級暫定王座(2020年) |
twitter (ツイッター) |
@Justin_Gaethje |
instagram (インスタ) |
justin_gaethje |
戦績
プロ総合格闘技戦績(※チャンドラー戦までの戦績。2021年8月5日時点)
勝率:88%
試合決定率:91%(= KOor1本勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | |||
(T)KO | 一本 | 判定 | ||
試合数 | 25 | |||
勝ち | 22 | 19 | 1 | 2 |
負け | 3 | 2 | 1 | 0 |
分け | 0 | |||
無効 | 0 |
さらに詳しいジャスティン・ゲイジーのプロフィールは下記を参照

是非みて欲しい!紹介動画
※ 下記のyoutube動画にジャスティン・ゲイジーの歴史がとても詳しくまとまっているため、是非みて欲しい
マイケル・チャンドラーのプロフィール・戦績
チャンドラーは、UFCライト級4位、元Bellator世界ライト級王者。(記事更新時)。
前戦では、ヌルマゴメドフの引退後、空位となったUFCライト級王座をかけ、UFC2戦目にしてチャールズ・オリベイラとタイトルマッチを繰り広げた。
惜しくも2Rに左フックからのパウンドによりTKO負けとなり、ベルトは逃してしまったため、こちらもゲイジーと同様に復帰戦となる。
レスラーとしてのバックボーンを持ち、強靭な身体能力、肉体、フィジカル、スタミナを武器にアイアン(Iron)の異名を持つチャンドラー。
ゲイジーとどんな戦いを繰り広げてくれるか非常に楽しみだ!
基本情報
名前 | 本名:マイケル・チャンドラー・ジュニア (Michael Chandler Jr.) |
生年月日 | 1986年4月24日(35歳 ※対戦時) |
出身地 | アメリカ ミズーリ州ハイリッジ |
身長/体重 | 173cm/70kg |
階級 | ライト級 |
所属 | サンフォードMMA |
twitter (ツイッター) |
@MikeChandlerMMA |
instagram (インスタ) |
mikechandlermma |
戦績
プロ総合格闘技戦績(※ゲイジー戦までの戦績。2021年8月5日時点)
勝率:79%
試合決定率:77%(= KOor1本勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | |||
(T)KO | 一本 | 判定 | ||
試合数 | 28 | |||
勝ち | 22 | 10 | 7 | 5 |
負け | 6 | 4 | 0 | 2 |
分け | 0 | |||
無効 | 0 |
試合結果予想
明日の三歩の予想
今回は、期待もこめてジャスティン・ゲイジーの4RでのTKO勝ちを予想!
UFCに次ぐアメリカの強豪総合格闘技団体Bellator(ベラトール)のライト級で王者となり、UFC移籍後初戦に上位ランカーであるダン・フッカーを1Rで沈めたチャンドラーの実力は本物だろう(ちなみに、ベラトールのベルトは先日AJ・マッキーにフェザー級グランプリ決勝で敗れたパトリシオ・ピットブルに奪われている)。
ただ、勝率、試合決定率などの面からみてもゲイジーの方が一枚上であり、リーチや打撃センスを見ると、打撃面でゲイジーがわずかに上回るのではないかと予想する。
チャンドラーは、NCAAディヴィジョン1レスラーとして活躍し、オールアメリカンにも選出されたレスリング力を持つが、ゲイジーも実はレスリングをバックボーンに持ち、NCAAディビジョン1でオールアメリカンに選出されている(ゲイジーは、試合ではほとんどスタンドの打撃で戦うストライカータイプで、レスリングを戦術に組み込むのを避けている。理由は面白くないから)。
最初ではスタンドでの打撃での展開が続くも、次第に競り負けチャンドラーがテイクダウンを狙っていく。
ただ、レスリング力もピカイチであるゲイジーがそれを防ぎ、ダメージが蓄積した4Rで右フックからのパウンドでTKO勝ち、という展開を予想する。
UFCライト級では王者チャールズ・オリベイラにダスティン・ポイエーが次に挑むのではと言われている。
ゲイジーはポイエーにも以前敗れているが、ポイエー戦で学び、何がなんでも前に出続けるファイトスタイルから、行くところは行く、ただムチャに攻めすぎないというファイトスタイルに変え、そこからヌルマゴメドフ戦まで連勝を重ね、確実に強くなっている。
オリベイラも鬼のような強さだが、ポイエーに王者を獲得してもらい、ゲイジーもこの試合を乗り越え、ライト級タイトルマッチの場で再びジャスティン・ゲイジーvsダスティン・ポイエーを見てみたい!
ヌルマゴメドフのコメント
あの29戦無敗で引退した元UFC世界ライト級王者、ハビブ・ヌルマゴメドフもこの一戦に対してコメントした。
そのコメントを和訳すると下記のような感じだ。
これは50/50だ。
バチバチの火花が飛ぶ試合になる。
正直50/50、どちらが勝つかわからない。
どちらもレスリングは強いし、パンチ力もある。
ただ一つ、ゲイジーがチャンドラーよりずっと上手いのは蹴りだ。
その他に関しては同等だ。
果たして、ヌルメドフの言うように、キックの差が明暗を分けるのか?
この試合は、非常に楽しみだ。

さいごに
今回は、UFCライト級上位ランカー同士の戦いであり、この試合での勝者はタイトルマッチにぐっと近づくことになるだろう。
毎試合と言っていいほど激闘を繰り広げることから「ザ・ハイライト (The Highlight)」の異名を持ち、UFCでファイトボーナスを受賞しまくっている名勝負製造機、ゲイジー。
元Bellator(ベラトール)王者からUFCに殴り込み、確かな強さと実績を兼ね備えるチャンドラー。
激闘になることが間違いない、ファン待望の激アツ対戦カード。待ちきれない!!
くぅ〜〜、やっべぇぞ!
