画像出典:UFC 269: Oliveira vs Poirier | UFC
今回はUFC 269(2021年12月12日/日曜・日本時間)にて対戦が予定されている世界UFCライト級タイトルマッチ、チャールズ・オリベイラ vs ダスティン・ポイエー(ポワリエ)の試合前予想だぞ!
ここ数年は無双状態を見せ、王者まで上り詰めたチャールズ・オリベイラ!
マクレガーを相手に圧倒的な強さを見せつけたダスティン・ポイエー!
世界最高の戦いが繰り広げられるぞ!

チャールズ・オリベイラのプロフィール・戦績
オリベイラは、PFP7位であり、現UFC世界ライト級王者(対戦時)。
フェザー級時代はUFCでも勝ったり負けたりを繰り返していたが、2017年頃にライト級に階級を上げてから覚醒。
現在はUFC9連勝中で、前戦では元Bellator王者チャンドラーにTKO勝ちし、悲願のUFCライト級王者に輝いた。
基本情報
名前 | 本名:チャールズ・オリヴェイラ・ダ・シウヴァ (Charles Oliveira da Silva) |
生年月日 | 1989年10月17日(32歳 ※対戦時) |
出身地 | ブラジル サンパウロ州グアルジャ |
身長/体重 | 178cm/70kg |
階級 | ライト級 |
所属 | シュートボクセ・ディエゴ・リマ |
獲得タイトル | ・USKBA東海岸ライト級王座(2009年) ・第10代UFC世界ライト級王座(2021年) |
twitter (ツイッター) |
@CharlesDoBronxs |
instagram (インスタ) |
charlesdobronxs |
戦績
プロ総合格闘技戦績(※ポイエー戦までの戦績)
勝率:78%
試合決定率:90%(= KOor1本勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | |||
(T)KO | 一本 | 判定 | ||
試合数 | 40 | |||
勝ち | 31 | 9 | 19 | 3 |
負け | 8 | 4 | 3 | 1 |
分け | 0 | |||
無効 | 1 |
直近10試合の戦績
対戦相手 | 結果 | 大会/日付 | |
マイケル・チャンドラー | ◯ | 2R 0:19 TKO | UFC 262【UFC世界ライト級王座決定戦】/2021年5月15日 |
トニー・ファーガソン | ◯ | 3R 判定3-0 | UFC 256 /2020年12月12日 |
ケビン・リー | ◯ | 3R 0:28 一本 | UFC Fight Night: Lee vs. Oliveira /2020年3月14日 |
ジャレッド・ゴードン | ◯ | 1R 1:26 KO | UFC Fight Night: Błachowicz vs. Jacaré /2019年11月16日 |
ニック・レンツ | ◯ | 2R 2:11 TKO | UFC Fight Night: dos Anjos vs. Lee /2019年5月18日 |
デビッド・テイマー | ◯ | 2R 0:55 一本 | UFC Fight Night: Assunção vs. Moraes 2 /2019年2月2日 |
ジム・ミラー | ◯ | 1R 1:15 一本 | UFC on FOX 31: Lee vs. Iaquinta 2 /2018年12月15日 |
クリストス・ジアゴス | ◯ | 2R 3:22 一本 | UFC Fight Night: Santos vs. Anders /2018年9月22日 |
クレイ・グイダ | ◯ | 1R 2:18 一本 | UFC 225: Whittaker vs. Romero 2 /2018年6月9日 |
ポール・フェルダー | × | 2R 4:06 TKO | UFC 218: Holloway vs. Aldo 2 /2017年12月2日 |
ダスティン・ポイエーのプロフィール・戦績
ポイエー(ポワリエ)は、PFPでは王者であるオリベイラよりも上位の5位に名を連ねる元UFC世界ライト級暫定王者(対戦時)。
直近のコナー・マクレガー戦では2連続TKO勝利でその圧倒的な強さを見せつけた。
強すぎるポイエーではあるが、ハビブ・ヌルマゴメドフの前に敗れ、まだUFC正規王者になったことはない。
今回ついにUFC王者となることができるか。非常に注目が集まる。
ちなみにポイエーは堀口恭司と同じATT(アメリカン・トップチーム)所属であり、ヘッドコーチも同じマイク・ブラウンだ。
基本情報
名前 | 本名: ダスティン・グレン・ポイエー (Dustin Glenn Poirier) |
生年月日 | 1989年1月19日(32歳 ※対戦時) |
出身地 | アメリカ ルイジアナ州ラファイエット |
身長/体重 | 175cm/70kg |
階級 | ライト級 |
所属 | アメリカン・トップチーム |
獲得タイトル | UFC世界ライト級暫定王座(2019年) |
twitter (ツイッター) |
@DustinPoirier |
instagram (インスタ) |
dustinpoirier |
戦績
プロ総合格闘技戦績(※オリベイラ戦までの戦績)
勝率:80%
試合決定率:75%(= KOor1本勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | |||
(T)KO | 一本 | 判定 | ||
試合数 | 35 | |||
勝ち | 28 | 14 | 7 | 7 |
負け | 6 | 2 | 2 | 2 |
分け | 0 | |||
無効 | 1 |
直近10試合の戦績
対戦相手 | 結果 | 大会/日付 | |
コナー・マクレガー | ◯ | 1R 5:00 TKO | UFC 264 /2021年7月10日 |
コナー・マクレガー | ◯ | 2R 2:32 TKO | UFC 257 /2021年1月24日 |
ダン・フッカー | ◯ | 5R 判定3-0 | UFC on ESPN 12 /2020年6月27日 |
ハビブ・ヌルマゴメドフ | × | 3R 2:06 一本 | UFC 242【UFC世界ライト級王座統一戦】/2019年9月7日 |
マックス・ホロウェイ | ◯ | 5R 判定3-0 | UFC 236【UFC世界ライト級暫定王座決定戦】/2019年4月13日 |
エディ・アルバレス | ◯ | 2R 4:05 TKO | UFC on FOX 30 /2018年7月28日 |
ジャスティン・ゲイジー | ◯ | 4R 0:33 TKO | UFC on FOX 29 /2018年4月14日 |
アンソニー・ペティス | ◯ | 3R 2:08 負傷ギブアップ | UFC Fight Night: Poirier vs. Pettis /2017年11月11日 |
エディ・アルバレス | – | 2R 4:12 無効(故意ではない反則打) | UFC 211 /2017年5月13日 |
ジム・ミラー | ◯ | 3R 判定2-0 | UFC 208 /2017年2月11日 |
試合結果予想
明日の三歩の予想
今回は、ダスティン・ポイエーの3RでのTKO勝ちを予想!
ポイエーは打撃よりのオールラウンダー、オリベイラは寝技がめちゃくちゃ強いグラップラーだが、打撃もできるという形。
MMAはスタンドから始まるため、打撃で勝るポイエーが主導権を取っていくだろう。
オリベイラがすぐに寝かせることができるなら話は別だが、相手はあのポイエー。それはなかなか厳しいと予想。
オリベイラも前戦のチャンドラー戦でも見せたように打撃も上手いのだが、さすがにポイエーの方が一枚上手だと感じる。
さらに、ポイエーの作戦参謀としてあのマイク・ブラウンがついている。
この世界トップ戦線のレベルでは、個人の強さ以上に戦略が大事になってくるはず。
正直、どちらが勝ってもおかしくない。
今回はポイエーの打撃を中心とした総合力、ATTの戦略性で紙一重で上回り、3Rでロングフックでオリベイラをぐらつかせたところに畳み掛け、ダスティン・ポイエーのTKO勝利を予想する。
ヌルマゴメドフのコメント
あの29戦無敗で引退した元UFC世界ライト級王者、ハビブ・ヌルマゴメドフもこの一戦に対してコメントした。
そのコメントを和訳すると下記のような感じだ。
僅差の試合だ。
ただ闘魂、ファイトIQに関してはダスティン・ポイエーがオリベイラに勝っていると思う。
オリベイラをディスるつもりはない。
だがダスティン・ポイエーが勝利すると思う。
果たして、ヌルメドフの言うように、ファイトIQの差が明暗を分けるのか?
非常に楽しみだ。

さいごに
今回は、UFCライト級頂上決戦、タイトルマッチとなる大注目試合を紹介。
脅威の寝技力を持つ現王者オリベイラが意地を見せ、初防衛を成功させるのか。
ザ・ダイヤモンド(The Diamond)の異名を持つポイエーが王座をかっさらっていくのか。
どちらにせよ、激闘は間違いなしであり、技術、戦略、パワー、どれをとっても世界最高レベルの戦いを見せてくれるだろう。
