画像出典:Yogibo presents RIZIN.28(東京ドーム大会)対戦カード
先日、RIZIN記者会見で追加発表されたRIZIN.28(東京ドーム:2021年6月13日)での激アツな対戦カード「朝倉未来 VS クレベル・コイケ」を紹介すっぞ!
やっべぇぞ!
※本記事は試合前の予想記事になります。試合後の結果は下記記事をご覧ください

朝倉未来のプロフィール・戦績
基本情報
名前 | 朝倉 未来(あさくら みくる) |
生年月日 | 1992年7月15日 |
出身地 | 愛知県豊橋市 |
身長/体重 | 177cm/66kg |
階級 | フェザー級 |
所属 | トライフォース赤坂 |
家族 | 朝倉海(弟) |
入場曲 | Battle Scars (Lupe Fiasco & Guy Sebastian) |
獲得タイトル | 第5代THE OUTSIDER 65-70kg級王座(2015年) 第3代THE OUTSIDER 60-65kg級王座(2015年) |
twitter (ツイッター) |
@MikuruAsakura |
instagram (インスタ) |
mikuruasakura |
youtube (ユーチューブ) |
メイン:朝倉未来 Mikuru Asakura サブ:ふわっとmikuruチャンネル |
戦績
プロ総合格闘技戦績(※クレベル戦までの戦績。2021年5月8日時点)
勝率:82%
試合決定率:64%(= KOor1本勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | |||
(T)KO | 一本 | 判定 | ||
試合数 | 17 | |||
勝ち | 14 | 8 | 1 | 5 |
負け | 2 | 0 | 0 | 2 |
分け | 0 | |||
無効 | 1 |
さらに詳しい朝倉未来のプロフィールは別記事にまとめてあるため、是非ご覧ください。

クレベル・コイケのプロフィール・戦績
基本情報
名前 | クレベル・コイケ・エルブスト (Kleber Koike Erbst) |
生年月日 | 1989年10月16日 |
出身地 | ブラジル サンパウロ州サンパウロ |
身長/体重 | 178cm/66kg |
階級 | フェザー級 |
所属 | ボンサイ柔術 |
入場曲 | Já Posso Suportar (Pregador Luo) |
獲得タイトル | Rebel FCフェザー級王座(2015年) 第3代KSWフェザー級王座(2017年) |
twitter (ツイッター) |
@KoikeKleber |
instagram (インスタ) |
kleber_koike |
戦績
プロ総合格闘技戦績(※未来戦までの戦績。2021年5月8日時点)
勝率:82%
試合決定率:93%(= KOor1本勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | |||
(T)KO | 一本 | 判定・その他 | ||
試合数 | 34 | |||
勝ち | 28 | 2 | 24 | 2 |
負け | 5 | 0 | 1 | 4 |
分け | 1 | |||
無効 | 0 |
さらに詳しいクレベル・コイケのプロフィールは別記事にまとめてあるため、是非ご覧ください。

記者会見の様子
2021年5月4日、RIZIN記者会見でRIZIN.28(東京ドーム:2021年6月13日)の追加対戦カード「朝倉未来 VS クレベル・コイケ」が発表された。
そこで両者の口から何が語られたのか、簡単に紹介したい。
朝倉未来は何を語ったか
朝倉未来はクレベルに対し「脅威のフィニッシュ率、危険な相手」と評し、「自分からプレッシャーをかけていく展開にしたい」「KO勝利で倒したい」などとも語った。
また、豊橋時代にスパーしたことがあるようで、その印象を聞かれたが「5~6年前なので記憶にない」と切り捨てた。
ただし、同じボンサイ柔術のクレベルの兄貴分サトシ・ソウザとも豊橋時代にスパーをしたことがあるようで「一回もテイクダウンとられなかった」と以前youtubeで語っていたこともある。
以前、弥益ドミネーター戦でも過去一緒に行った練習の様子を覚えていないと切り捨てた前例もあるため(実は覚えていた)、同じように、試合前は情や馴れ合いは捨て、覚えていないフリをしているのではないかと筆者は考える。
また、記者会見と同時間に自身のyoutubeでも試合まではyoutube配信を減らし、練習に集中するとの意気込みを語った。
その中で、RIZINから提示された3名の候補者の中から一番実力のあるクレベルを選んだと話した(あとの2名は誰だったか気になる所である。SNSなどで未来への対戦表明をしていた萩原京平と佐々木憂流迦ではないかと予想)
クレベル・コイケは何を語ったか
今までのRIZINの試合では、「自分の実力は50%くらいしか見せていない。次は100%の実力を見せる」と語り、対戦相手である朝倉未来に対しては、戦績もトップレベルでベルト持っていないがチャンピオンと高く評価しながらも「未来の組技はまったく問題ない。サブミッションで一本勝ちしたい、一回でもチャンスがあればそこを逃さない」と話した。
この試合に勝って、次はRIZINフェザー級王者:斎藤裕と戦いたいとベルト獲得への意気込みも見せた。
余談ではあるが、クレベルに関しては、KSW(ポーランドの総合格闘技団体)に戻ってしまうかもしれない(KSWよりオファーがあり、RIZIN榊原代表と交渉中)という噂がある。
もし、クレベル選手がこの試合に勝ち、その後、王者:斎藤裕に勝った後にKSWに戻ってしまうなんてことが起こると、Oneに行ったハム・ソヒ、UFCに行ったマネル・ケイプに続く勝ち逃げの形になり、日本格闘技界が盛り下がってしまうことになるため、そのような展開はなんとしても避けて欲しいと思う。
記者会見の全容は下記を見てくれよな!
過去の試合から2人の強さをチェック
朝倉未来のおすすめ試合
VS 弥益ドミネーター聡志
(RIZIN.26/2020年12月31日)
弥益ドミネーターは元DEEPフェザー級王者でもあり、間違いなく日本トップクラスの強敵。
朝倉未来は、前戦の敗北(斎藤裕戦)では積極性が欠如していたと振り返り、本戦では狂気と冷静さをミックスさせたファイトスタイルで挑み、見事KO勝利。
改めて、朝倉未来の強さを認識させられた一戦となった。
クレベル・コイケのおすすめ試合
VS 摩嶋一整
(RIZIN.27/2020年12月31日)
RIZINフェザー級王者:斎藤裕も苦しめたグラップラー摩嶋一整。グラップリング能力では国内随一の実力を持っているといっても過言ではないだろう。
1Rはテイクダウンを何回か取られ、組みで下になる展開が続いたが、2Rは攻め疲れていた摩嶋の一瞬のスキを逃さず、得意の三角絞めで一本勝ち。
クレベルは、28勝中、(T)KOで2勝、一本で24勝と脅威のフィニッシュ率を誇り、その極めの強さは世界上位レベルと言ってもいいだろう。
朝倉未来 VS クレベル・コイケの試合勝敗予想
クレベルは、元KSW王者でもあり、世界レベル。実績は圧倒的に上といってもいいからな。
もし未来が勝つことがあれば、未来の世界での評価は一気にあがるだろうな。
未来はめちゃくちゃ勝負強く、持ってる男だぞ!劣勢だとしても、その少ない勝利の確率を本番に起こしてくれるに決まってるぞ!
他のプロ格闘家達も様々な予想を繰り広げているので、見てくれよな!
大沢ケンジによる勝敗予想
朝倉未来の判定勝ちと予想
- 未来はクレベルのようなタイプを得意にしており、相性がいい
- 固められても、最後の最後逃げられる
- 未来が圧をかけつつ、打撃を散らしてポイントを取る
扇久保博正による勝敗予想
朝倉未来の判定勝ちと予想
- タックル切るのが上手く、相性は朝倉未来の方が良い。柔術的なタックルでは倒せない
- クレベルは軌道の見えづらいパンチで打撃も強い。上手く触って、マウントまで持ち込めればクレベル有利
北方大地による勝敗予想
朝倉未来の判定勝ちと予想
- 実績では完全にクレベルが上(未来の方が知名度が高い部分もあり、世間の一般ファン層の感覚とはちょっと乖離があるかも)
- クレベルは実は穴が多く、未来からしたら打撃を当てやすいのではないか
- 膠着状態で着実に打撃でのポイントを積み重ねる展開になれば、未来有利
- 今まで通り、未来がカウンターパンチャーに徹すれば、クレベルの良い所を消し切って、未来の判定勝ちでは
ストラッサー起一による勝敗予想
クレベル・コイケの2R一本勝ちと予想
- 1Rはクレベルが組みにいっても、まだまだ未来も元気なのでしのぐはず
- 1Rで未来の体力を削ることができれば、2Rに打撃を振って、組みついて、寝技地獄にもっていきクレベルの一本勝ち
- 未来が勝つのであれば、打撃でプレッシャーを与えて、距離を掴ませずに3Rまで遂行できれば、可能性はある
神龍誠による勝敗予想
クレベル・コイケの勝ちと予想
- 未来はタップしないと言っているので、失神負けが見られるかも
- クレベルは、強い団体KSWでチャンピオンになっており、実績では上。UFCで上位ランカーになっていてもおかしくない実力
- 8:2でクレベル有利。クレベルは打撃などもトリッキーな形で攻めてくるため、結構とまどうはず
金原正徳による勝敗予想
朝倉未来の判定勝ちと予想
- 未来はクレベルと相性がいい(フェザー級トップ所は力が拮抗しており、じゃんけんみたいな相性の良い悪いがありそう)
- クレベルは最初からガンガンいく。未来は攻めつつもリスクを追わず、ゲームをコントロールしてポイントを取れる
- クレベルはテイクダウンとれないと思う。引き込まれたとしても未来が三角絞めをとられたり一本を取られる姿は想像しづらい。そこを防いで勝ち上がってきている選手
- 未来が岩本(70kg前後のグラップラーの中では日本で一番?)と特訓しているみたいだが、クレベルと岩本はタイプが違う。ただ、サブミッションへの免疫をつけるという意味では良いし、今後にもつながる