画像出典:【試合結果】RIZIN.20 第9試合 イリー・プロハースカ vs. C.B.ダラウェイ
元RIZINライトヘビー級王者が世界のUFCに殴り込み、チェコの怪鳥、イリー・プロハースカを紹介すっぞ!
やっべぇぞ!
イリー・プロハースカのwiki的プロフィール
基本情報
名前 | イリー・プロハースカ(Jiří Procházka) |
生年月日 | 1992年10月14日(29歳 ※記事更新時) |
出身地 | チェコ共和国南モラヴィア州ズノイモ |
身長/体重 | 191cm/93kg |
階級 | ライトヘビー級 |
所属 | イェトサーム・ジム・ブルノ |
獲得タイトル | ・GCFライトヘビー級王座(2013年) ・初代RIZINライトヘビー級王座(2019年) |
twitter (ツイッター) |
@jiri_bjp |
instagram (インスタ) |
jirkaprochazka |
さくっと簡単な来歴
- イリープロハースカは、ムエタイや空手などをバックボーンとし、2012年にチェコでプロ総合格闘技デビュー。非常に高いフィニッシュ率で勝利を重ね、2013年、GCFライトヘビー級王座を獲得
- 2015年、RIZINに初参戦し、ヘビー級トーナメント1回戦で石井慧に、準決勝でワジム・ネムコフに(T)KO勝ちするも、決勝でキング・モーに右フックでKOされてしまい、準優勝に終わる
- そこからRIZINで連勝を重ね、2019年、RIZIN.15のライトヘビー級王座決定戦でキング・モーと再戦。3RTKO勝ちでリベンジを果たし、初代RIZINライトヘビー級王座獲得に成功
- UFCで二桁勝利の成績を残しているCB・ダラウェイを相手に初防衛に成功した後、2020年1月、UFCと契約する事を発表。RIZIN榊原CEOもTwitter上でプロハースカの新たな挑戦を後押しした
- 2020年7月、UFC初参戦で当時ライトヘビー級ランキング7位のヴォルカン・オーズデミアを2RKO勝ちし、2021年5月、当時ランキング3位でありタイトルマッチ経験もあるドミニク・レイエスに左スピニングバックエルボーで2RKO勝ち
- 2022年6月、UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチで王者グローバー・テイシェイラに挑戦。終盤までやや不利な展開となり、判定負けかと思った矢先、5R4分32秒にリアネイキドチョークで一本勝ち。チェコ人史上初となるUFC王座獲得に成功し、RIZIN王者からUFC王者への道を作り出した
イリー・プロハースカの戦績・試合
プロ総合格闘技戦績(※2022年6月13日時点)
勝率:91%
試合決定率:97%(= KOor1本勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | |||
(T)KO | 一本 | 判定 | ||
試合数 | 32 | |||
勝ち | 29 | 25 | 3 | 1 |
負け | 3 | 2 | 1 | 0 |
分け | 1 | |||
無効 | 0 |
直近の戦績
※直近11試合の戦績
対戦相手 | 結果 | 大会/日付 | |
グローバー・テイシェイラ |
◯ | 5R 4:32 一本 | UFC 275【ライトヘビー級タイトルマッチ】/2022年6月12日 |
ドミニク・レイエス | ◯ | 2R 4:29 KO | UFC on ESPN 23 /2021年5月1日 |
ヴォルカン・オーズデミア | ◯ | 2R 0:49 KO | UFC 251 /2020年7月11日 |
CB・ダラウェイ | ◯ | 1R 1:55 TKO | RIZIN.20【ライトヘビー級タイトルマッチ】/2019年12月31日 |
ファビオ・マルドナド | ◯ | 1R 1:49 TKO | RIZIN.19 /2019年10月12日 |
キング・モー | ◯ | 3R 3:02 TKO | RIZIN.15【ライトヘビー級王座決定戦】/2019年4月21日 |
ブランドン・ホールジー | ◯ | 1R 6:30 TKO | RIZIN.14 /2018年12月31日 |
ジェイク・ヒューン | ◯ | 1R 4:29 TKO | RIZIN.13 /2018年9月30日 |
ブルーノ・カッペローザ | ◯ | 1R 1:23 KO | RIZIN.11 /2018年7月29日 |
カール・アルブレックソン | ◯ | 1R 9:57 TKO | RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 2nd ROUND /2017年12月29日 |
ウィリアン・ロベルト・アウベス | ◯ | 1R 3:41 TKO | Fusion FN 16: Cage Fight /2017年9月29日 |
これを見ろ!おすすめの試合
VS キング・モー
(RIZIN.15【ライトヘビー級王座決定戦】/2019年4月21日)
2019年4月、キング・モーとの初代RIZINライトヘビー級王座決定戦。
プロハースカのRIZINでの唯一の黒星が2015年のトーナメント決勝でキング・モーにつけられたもの。
3R、右アッパーからのパンチ連打でTKO勝ちを収め、約3年半前のリベンジを果たすと共に、初代王座獲得に成功した試合だ。
戦って欲しい!あの選手
VS ヤン・ブラホビッチ
戦ってほしい選手は、元UFCライトヘビー級王者ヤン・ブラホビッチだ。
ヤン・ブラホビッチはあのUFCミドル級王者イスラエル・アデサニヤの2階級制覇の野望を跳ね返し、階級の壁をみせつけたライトヘビー級最強クラスの番人。
相手は世界トップクラスの男ではあるが、イリーも当時UFCランキング3位のドミニク・レイエスやUFC王者グローバー・テイシェイラからフィニッシュ勝利をあげており、現在、UFCの頂点に君臨している。
是非、この二人の対決を見てみたい。(2022年6月13日時点)

その他のTopics
RIZIN王者から初のUFC王者へ!
イリー・プロハースカは2019年4月、ライトヘビー級王座決定戦でキング・モーと再戦し、TKO勝ちでリベンジを果たし、初代王座獲得に成功。
その後、RIZINで2戦行い、防衛に成功した後、2020年1月、RIZINのベルトを返上し、UFCと契約した。
RIZINの榊原CEOはTwitterで「我々は彼の意思を尊重し、快く送り出します。今後も変わらずイリー選手への応援を宜しくお願いします。」とコメント、新たな挑戦を後押ししていた。
イリーはUFCデビュー後、わずか2戦目で当時ランキング3位でUFCタイトルマッチ経験もあるドミニク・レイエスをKOで下し、タイトルマッチへの道を作った。
そして、2022年6月、UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチで王者グローバー・テイシェイラに挑戦!
5R終了間際にリアネイキドチョークで一本勝ちを決め、RIZIN王者からの初のUFC王者に!
ちなみに、同じくRIZIN王者からUFCに渡ったマネル・ケイプ(元バンタム級王者)やONEに移籍したハム・ソヒ(元女子スーパー・アトム級王者)に関しては、RIZINタイトル獲得後、一度も防衛をしないままの突如の移籍であったこともあり、榊原CEOは、快く送り出したイリーとは異なり、インタビューなどを見るとであまり良い印象はもっていないようだ。