画像出典:勝利の鍵は斎藤のポーカーフェイス!朝倉vs.斎藤を振り返る!RIZIN.25 教えてチャーリー!vol.1& 【試合結果】Yogibo presents RIZIN.26 第9試合/カイル・アグォン vs. クレベル・コイケ
RIZINにてタイトルマッチの実現が噂されるRIZINフェザー級頂上決戦「斎藤裕 VS クレベル・コイケ」を紹介すっぞ!
やっべぇぞ!

斎藤裕のプロフィール・戦績
まずは、あの朝倉未来にタイトルマッチで勝利して、初代RIZINフェザー級王者に輝き、前戦ではアゼルバイジャンの雷・ケラモフをも退けた令和の修斗伝承者、斎藤裕を紹介。
基本情報
名前 | 斎藤 裕(さいとう ゆたか) |
生年月日 | 1987年10月8日(33歳 ※記事更新時) |
出身地 | 秋田県能代市 |
身長/体重 | 173cm/66kg |
階級 | フェザー級 |
所属 | パラエストラ小岩 |
入場曲 | Dead End in Tokyo(MAN WITH A MISSION) |
獲得タイトル | ・第7代修斗環太平洋フェザー級王座(2015年) ・第10代修斗世界フェザー級王座(2016年) ・初代RIZINフェザー級王座 (2020年) |
twitter (ツイッター) |
@yutakasaito1008 |
instagram (インスタ) |
yutakasaito1008 |
youtube (ユーチューブ) |
斎藤裕 |
戦績
プロ総合格闘技戦績(※2021年8月30日時点)
勝率:77%
試合決定率:35%(= KOor1本勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | |||
(T)KO | 一本 | 判定 | ||
試合数 | 26 | |||
勝ち | 20 | 5 | 2 | 13 |
負け | 4 | 0 | 0 | 4 |
分け | 2 | |||
無効 | 0 |
さらに詳しい斎藤裕のプロフィールは下記を参照。

クレベル・コイケのプロフィール・戦績
次に、元KSWフェザー級王者でありボンサイ柔術からRIZINに送り込まれた第2の刺客、東京ドームでの朝倉未来への失神一本勝ちが記憶に新しい柔術界の鬼神、クレベル・コイケを紹介。
基本情報
名前 | クレベル・コイケ・エルブスト (Kleber Koike Erbst) |
生年月日 | 1989年10月16日(31歳 ※記事更新時) |
出身地 | ブラジル サンパウロ州サンパウロ |
身長/体重 | 178cm/66kg |
階級 | フェザー級 |
所属 | ボンサイ柔術 |
入場曲 | Já Posso Suportar (Pregador Luo) |
獲得タイトル | Rebel FCフェザー級王座(2015年) 第3代KSWフェザー級王座(2017年) |
twitter (ツイッター) |
@KoikeKleber |
instagram (インスタ) |
kleber_koike |
youtube (ユーチューブ) |
Kleber Koike |
戦績
プロ総合格闘技戦績(※2021年8月30日時点)
勝率:83%
試合決定率:93%(= KOor1本勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | |||
(T)KO | 一本 | 判定・その他 | ||
試合数 | 35 | |||
勝ち | 29 | 2 | 25 | 2 |
負け | 5 | 0 | 1 | 4 |
分け | 1 | |||
無効 | 0 |
さらに詳しいクレベル・コイケのプロフィールは下記を参照。

過去の試合から2人の強さをチェック
斎藤裕のおすすめ試合
VS 朝倉未来
(RIZIN.25【RIZINフェザー級王座決定戦】/2020年11月21日)
2020年11月、RIZIN初代フェザー級王座決定戦での朝倉未来との一戦。
RIZINで圧倒的な実績を積み上げた未来と修斗王者である斎藤裕、国内フェザー級の頂上決戦としてふさわしいだろう。
おそらくこのRIZINフェザー級のベルトはRIZINが未来のために用意したベルトと予想され、戦前予想も未来有利の中、番狂わせが起きた。
斎藤は、要所要所でテイクダウンでポイントを取り、3Rの撃ち合いでも打撃をもらいつつも前に出続け、判定3-0で斎藤裕がベルトを獲得した。
クレベル・コイケのおすすめ試合
VS 摩嶋一整
(RIZIN.27/2020年12月31日)
RIZINフェザー級王者:斎藤裕も苦しめたグラップラー摩嶋一整。グラップリング能力では国内随一の実力を持っているといっても過言ではないだろう。
1Rはテイクダウンを何回か取られ、組みで下になる展開が続いたが、2Rは攻め疲れていた摩嶋の一瞬のスキを逃さず、得意の三角絞めで一本勝ち。
クレベルは、29勝中、(T)KOで2勝、一本で25勝と脅威のフィニッシュ率を誇り、その極めの強さは世界上位レベルと言ってもいいだろう。
明日の三歩による試合勝敗予想
今回は、いつものごとくクレベルが寝技に引き込み、クレベル・コイケの3Rでの一本勝ちを予想!
今回は総合力の斎藤裕、寝技(柔術)のクレベル、という構図。
斎藤は、朝倉未来とも渡り合った打撃に加え、レスリング力、寝技での攻防にも長けているオールラウンダー。
また、朝倉未来戦で徹底的に研究し、対策を授けたRIZIN漢塾塾長・石渡伸太郎も後ろに控えている。
対して、クレベルは脅威の一本勝ち率を誇り、RIZINでも初出場以来3連続で一本勝ちを決めている柔術のスペシャリスト。
元KSW王者でもあり、寝技力でいえば世界レベルであろう。
また、綺麗な打撃ではないが、その打撃は下手うまと形容され、今までも打撃で効かせたり、ストライカーとわたりあったりと実は打撃も強い。
クレベルの後ろにも柔術スペシャリストでありRIZINライト級王者、ホベルト・サトシ・ソウザや、打撃参謀である怪物くんが控えている(怪物くんの詳細は下記を参照)。

展開としては、朝倉未来戦同様、クレベルが打撃で応戦しつつも、要所要所で下になることを厭わず、どんどん寝技に引き込んでいく。
斎藤は寝技でのディフェンスも上手いため、最初は凌いでいく。
朝倉未来戦での三角絞めのインパクトが強烈だったため、三角絞めへの対策は十分してくるだろう。
ただ、クレベルの柔術は三角絞めだけではない。
そしてクレベルは疲れているようにみえて、かなり体力があるため、3Rに斎藤の体力が削れたところでチョーク系で一本勝ちをするのではないかと予想。
ただ、斎藤が最後までしのぎ、打撃やテイクダウンでポイントを稼いで判定勝ちという展開も十分にありえるだろう。
実現に暗雲!?榊原CEOからまさかの発言が!
クレベル・コイケは、RIZIN28 東京ドーム大会で朝倉未来を下し、いよいよ王者・斎藤裕とのタイトルマッチかと思われていた。
その矢先、なんとRIZIN30終了後の会見にて、榊原CEOからまさかの発言が飛び出し、2人の対戦の実現が怪しくなってきた…。
RIZIN30の大会途中、リング上に榊原CEOが上がり、10月24日のRIZIN31のメインイベントはRIZINフェザー級王者、斎藤裕であると発表。
誰しもが斎藤裕 vs クレベル・コイケが決定したと考えた。
しかし、その後、誕生日サプライズでリングに上がったクレベルと同門のホベルト・サトシ・ソウザのマイクパフォーマンス中、クレベルが足に怪我を負ったという発言が。
そして、RIZIN30終了後の会見にて、榊原CEOから下記のようなことが語られたのだ。
- 当初は、RIZIN31で斎藤 vs クレベルを想定していた
- ただ、3ヶ月前にオファーしたが、クレベルから体重が落ちないからやれないと断られた(6月の試合から少しゆっくりしたいとのこと)
- その後、全治1ヶ月の怪我を負ったとRIZIN側に診断書が出された。ただ、本日も普通に歩いていたし…(本当かどうか疑わしい)※クレベルはRIZIN30に出場予定のアラン・ヒロ・ヤマニハのセコンドとして会場入り
- 王者が受けると言っていて、3ヶ月も前にオファーも出している。断った理由は怪我ではなく、体重を落とせないから。そんなこと言っているとベルトには届かない、やる気のない奴にチャンスを与える気はない
- 斎藤と話し合い、RIZIN31はクレベル以外の選手で組む。相応しい選手であればタイトルマッチも。本日勝った選手にもチャンスはある
- チャンスはそんな簡単にこない。クレベルはこのチャンスを逃した。今のところ、クレベルに次大晦日にオファーを出す気もないし、でない可能性は高い
- RIZIN31(10月24日)の対戦カード発表が遅れたのは、斎藤 vs クレベルが上手く組めなかったことが要因
さらに後日、ジャン斎藤が編集長を務めるプロレス・格闘技マガジンのDropkickにて、RIZIN広報事業部長 笹原圭一がその裏側を語った。無料部分をかいつまむと下記のような感じだ(詳細はこちら)
- 3ヵ月前に斎藤裕とのタイトルマッチをオファーしたけど、体重が落とせないと断られた
- クレベルから「体重が落とせないから無理。でもで11月の頭だったらやれる」という返答があった
- コロナの影響で会場を抑えるのも大変だが、それでも11月頭に空いている会場をなんとか見つけた
- そして「11月の会場取れました!これならタイトルマッチできますよね!」とクレベル側に連絡
- そうしたら数日後に「足をケガをしました」という返答
- すぐに「診断書ください」と連絡。ケガの状況も知りたいし、格闘家のケガに関するスペシャリストのRIZINドクターにも診断してもらい、少しでも可能性があるのであればそれを探ろうとした
- でも、全治1ヵ月だから11月の大会は無理だと。RIZINドクターに診せるまでもないと。
- ケガは責めるつもりは毛頭ないが、それで「11月は無理だけど、大晦日はよろしくね」と言われても、そりゃ素直に「ハイ、わかりました」とはならない
- おまけに足をケガしてるはずなのに「会場でクレベルが走ってましたよ」とかスタッフからの報告。あの日も別に運営本部にお詫びにくるわけでもなく…
- 交渉過程を知っているボク(笹原)からすれば、社長はかなり抑えた言い方をしていると思った
- チャンピオンは準備できていて、体重が落ちないからって断った挑戦者にすぐまたチャンスを与えるつもりはない、という社長の説明どおり
ほぼ決定だと思われていた「斎藤裕 vs クレベル・コイケ」のカードの実現の雲行きが怪しくなってきたようだ…
下記のツイートからも垣間見えるようにクレベルはまだ大晦日でのタイトルマッチを希望しているようだが、斎藤のツイートを見る限り実現はかなり怪しそうだ
今回の件は当事者として思うことが多々ある。掘り返すつもりはないけど、一連の出来事は忘れない。 https://t.co/sbZ1t5qIis
— 斎藤裕 Yutaka Saito (@yutakasaito1008) October 3, 2021
【★最新情報★】クレベルが斎藤裕戦キャンセルの真相を語る
上記で記載したように、RIZIN運営側から斎藤裕vsクレベル・コイケが流れた理由が語られた。
そんな中、クレベル側からもその真相を語るインタビュー記事がでた。
その記事はコチラ(出典:GONG_【RIZIN】クレベル・コイケが「体重落とせない」「怪我で試合キャンセル」発言の真相、斎藤裕と朝倉未来、日本マットへの想い、そして世界について語る)
クレベル本人やそのマネージャーから語られた言葉をかいつまむと下記のような形だ。
- 朝倉未来戦の契約の際、「6月に朝倉選手に勝ったら、次は年末にタイトルマッチですよね」「決定ではないですけど、そういう流れになるでしょうね」というRIZIN側との電話のやりとりがあった
- 10月大会オファーの前に、9月大会オファーがあった。でも次は12月との話もあったし、クレベルは別の仕事を入れていた。何より連戦で疲れている。だから「9月は難しい、お断りしたい」と返した
- その後、10月24日に大会日程が変わり、出場を求められたが「クレベルは新型コロナの濃厚接触者になってしまい(家族が陽性反応)、隔離されて練習もできないので体重も落とせない」と伝えた。それが「体重が落ちない」という言葉だけがマスコミに伝わっている
- 「どうしてもなんとかならないか」と言われ……2週間あれば何とか隔離生活で出来なかった練習と身体の立て直しができる、お互いの落とし所と考え「11月半ばか、その手前であれば」と答えた
- その後、「11月7日に会場が取れる」と連絡が来たが、そこでクレベルが怪我をしてしまった(怪我は柔術練習中によるもの)
- RIZINドクターに見せたいと言われたが、診断した病院は整形外科も内科もある国に認められた病院。その頃、クレベルは9月大会に出場するヤマニハの練習に付きっ切りで移動も難しい。そこでRIZINドクターと今回クレベルを診断したドクターで話し合っていただいている
- 9月大会でクレベルが走っていたという話もあったが、足を固定しており、ファンとかに呼ばれて小走りで駆け寄ったのはある。ただ、MMAの試合をするために強くステップを踏んで蹴ってたり、テイクダウンするために踏み込むといったハードな練習をやるのは無理
- 斎藤裕を過小評価する選手もいるが、王者になっているということには理由がある。彼はちゃんと全部出来る。私(クレベル本人)は斎藤選手は強い人と思っている。打撃も下も出来る、立つのも上手い
- ただ、相性の悪い相手ではない。朝倉が一番相性良くなかった。朝倉は本当にストライカーで危ない。斎藤ももちろん強い。特別に思っています。斎藤vs朝倉を観たとき、会場では、斎藤が勝ったと思ったが、ビデオで何回も見返した後は、朝倉が勝ったと思った
- ただ、自分はカイル・アグォン、摩嶋一整、朝倉未来……全部一本勝ち。そこが(斎藤と)違う
メディアを通した記事なので脚色もあるかもしれないし、多少の後出しじゃんけん感も否めないが、どちらが悪いとかではなく、コミュニケーションミス・不足が原因のように感じる。
ただ一つ言えるのは、今後もクレベル・コイケはRIZINでみたいし、万全の状態で斎藤裕vsクレベル・コイケを実現させて欲しい、ということだ。
https://twitter.com/KoikeKleber/status/1443760762732695552?s=20
さいごに
今回は、RIZINでのフェザー級タイトルマッチが噂される注目の対戦カードを紹介!
斎藤裕が総合力でクレベルを封じるのか!?
クレベルがいつものごとく圧倒的な柔術で一本勝ちを飾るのか!?
どちらに転ぶかわからない非常にレベルの高い一戦になるだろう!
上述したように、実現がかなり怪しくなってきたが、間違いなく国内フェザー級トップ戦線にいる2人。なんとか是非実現してほしい。
果たしてその結果は?早くこの対戦が実現してほしい!
くぅ〜〜、やっべぇぞ!
