画像出典:Yogibo presents RIZIN.31 対戦カード/見所解説
RIZIN31のメインイベント、王者・斎藤裕による初防衛戦、フェザー級タイトルマッチ「斎藤裕 VS 牛久絢太郎」を紹介すっぞ!
やっべぇぞ!
RIZIN35にて、二人の再戦が決定!下記を参照してください


斎藤裕のプロフィール・戦績
まずは、2020年に朝倉未来にタイトルマッチで勝利して、初代RIZINフェザー級王者に輝き、前戦ではアゼルバイジャンの雷・ケラモフをも退けた令和の修斗伝承者、斎藤裕を紹介。
基本情報
名前 | 斎藤 裕(さいとう ゆたか) |
生年月日 | 1987年10月8日(34歳 ※対戦時) |
出身地 | 秋田県能代市 |
身長/体重 | 173cm/66kg |
階級 | フェザー級 |
所属 | パラエストラ小岩 |
入場曲 | Dead End in Tokyo(MAN WITH A MISSION) |
獲得タイトル | ・第7代修斗環太平洋フェザー級王座(2015年) ・第10代修斗世界フェザー級王座(2016年) ・初代RIZINフェザー級王座 (2020年) |
twitter (ツイッター) |
@yutakasaito1008 |
instagram (インスタ) |
yutakasaito1008 |
youtube (ユーチューブ) |
斎藤裕 |
戦績
プロ総合格闘技戦績(※牛久戦時点)
勝率:77%
試合決定率:35%(= KOor1本勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | |||
(T)KO | 一本 | 判定 | ||
試合数 | 26 | |||
勝ち | 20 | 5 | 2 | 13 |
負け | 4 | 0 | 0 | 4 |
分け | 2 | |||
無効 | 0 |
さらに詳しい斎藤裕のプロフィールは下記を参照。

牛久絢太郎のプロフィール・戦績
次に今回の挑戦者、2020年、弥益ドミネーター聡志に勝利しDEEPフェザー級王者に輝いた、闘牛、牛久絢太郎を紹介。
なんと、今回RIZIN初参戦ながら、王者・斎藤裕の希望によりいきなりのタイトルマッチ挑戦となった。
基本情報
名前 | 牛久 絢太郎 (うしく じゅんたろう) |
生年月日 | 1995年2月28日(26歳 ※記事更新時) |
出身地 | 東京都足立区 |
身長/体重 | 173cm/66kg |
階級 | フェザー級 |
所属 | K-Clann |
入場曲 | – |
獲得タイトル | 第10代DEEPフェザー級王者(2020年) |
twitter (ツイッター) |
@kinnikun0228 |
instagram (インスタ) |
juntaro0228 |
戦績
プロ総合格闘技戦績(※斎藤戦時点)
勝率:74%
試合決定率:29%(= KOor1本勝ち数÷勝ち数)
戦績 | 内訳 | |||
(T)KO | 一本 | 判定・その他 | ||
試合数 | 23 | |||
勝ち | 17 | 5 | 0 | 12 |
負け | 6 | 3 | 1 | 2 |
分け | 0 | |||
無効 | 0 |
また、RIZIN出場前の牛久絢太郎の情報は下記の動画をみてほしい。
プロデビューからDEEP王者に上り詰めるまで、詳しく内容がまとめられている。
過去の試合から2人の強さをチェック
斎藤裕のおすすめ試合
VS 朝倉未来
(RIZIN.25【RIZINフェザー級王座決定戦】/2020年11月21日)
2020年11月、RIZIN初代フェザー級王座決定戦での朝倉未来との一戦。
RIZINで圧倒的な実績・人気を積み上げた未来と修斗王者である斎藤裕、国内フェザー級の頂上決戦としてふさわしいだろう。
おそらくこのRIZINフェザー級のベルトはRIZINが未来のために用意したベルトと予想され、戦前予想も未来有利の中、番狂わせが起きた。
斎藤は、要所要所でテイクダウンでポイントを取り、3Rの撃ち合いでも打撃をもらいつつも前に出続け、判定3-0で斎藤裕がベルトを獲得した。
牛久絢太郎のおすすめ試合
VS 弥益ドミネーター聡志
(DEEP 97 IMPACT【フェザー級タイトルマッチ】/2020年9月20日)
2020年9月、当時DEEPフェザー級王者であった弥益ドミネーター聡志との対戦。
(ドミネーターはその後、RIZINで朝倉未来と対戦もしたことでも知られている。)
試合はお互いダウンを奪い合うなど、手に汗握る接戦。
最終ラウンドでは、グラウンドでドミネーターを立たせず、逆にドミネート。
判定4-1で勝利し、新王者に輝いた。
試合決定までの経緯!当初は斎藤裕vsクレベル・コイケだった!?
RIZIN30の大会途中、リング上に榊原CEOが上がり、10月24日のRIZIN31のメインイベントはRIZINフェザー級王者、斎藤裕であると発表。
誰しもが斎藤裕 vs クレベル・コイケが決定したと考えた。
しかし、RIZIN30終了後の会見にて、榊原CEOから下記のようなことが語られた。
- 当初は、RIZIN31で斎藤 vs クレベルを想定していた
- ただ、3ヶ月前にオファーしたが、クレベルから体重が落ちないからやれないと断られた
- その後、全治1ヶ月の怪我を負ったとRIZIN側に報告があった。ただ、RIZIN30の会場では普通に歩いていたし…(本当かどうか疑わしい)
- 王者が受けると言っていて、3ヶ月も前にオファーも出している。断った理由は怪我ではなく、体重を落とせないから。そんなこと言っているとベルトには届かない、やる気のない奴にチャンスを与える気はない
ほぼ決定だと思われていた「斎藤裕 vs クレベル・コイケ」のカードの実現の雲行きが怪しくなってきたようだ…
この辺りの詳細は下記を見てほしい

そして9月30日に行われたRIZIN31の対戦カード発表でも斎藤裕の対戦相手はまだ未定のままという状況。
その中、王者・斎藤裕からまさかの言葉が飛び出した。
- 今回メインを任されるということで、社長(榊原CEO)にひとつお願いがある
- 本来であればタイトルマッチをやる予定だった(おそらくクレベル戦のことを指している)
- 自分がメインをやるということで、タイトルマッチにしてほしい
- やる気のない選手は興味ない、やる気のある選手をお願いしたい
- (相手決まっていないが)ベルトをかけさせてください
その様子は下記の動画をみてほしい。
そして10月5日、斎藤裕のタイトルマッチ(初防衛)として、斎藤裕 vs 牛久絢太郎が発表された。
対戦相手が牛久に決まった経緯はかいつまむと下記のような形だ。
- 牛久から早いタイミングで是非俺にやらせてくれという意思表明があった(DEEP佐伯代表を通じてやSNSで)
- RIZINのベルトを手に入れるというのは待ってても手に入らない。自ら貪欲に挑んでいく必要がある
- DEEP王者に満足することなく、RIZINのベルトも奪ってやると誰よりも早くアクションを示した牛久には敬意を示している
- 早いタイミングで牛久で良いと思っていたが、10月2日の朝倉未来vs萩原京平の結果次第ではワンチャンその勝者という可能性も残っていた
- 10月1日の公開計量の時、朝倉未来から明日の試合に勝つから、(斎藤裕とのタイトルマッチに)自分に行かせてくれという言葉があった
- 朝倉未来は完勝し、試合後も本人は行きたいと言っていた。しかし足に怪我を負っていた
- 色々と検討した結果、このタイミングで朝倉未来に行かせるのではなく、誰よりも早く手を上げた牛久絢太郎で行こうと決定した
- 斎藤裕からは、未来であろうが、萩原京平だろうが、牛久だろうが、誰でもよいという回答をもらった
その詳細は下記の動画をみてほしい。
様々なプロ格闘家による試合勝敗予想
プロ格闘家による勝敗予想まとめ
毎回、RIZINの勝敗予想をyoutubeで配信しているプロ格闘家たち。
勝敗予想動画が配信され次第、まとめていく予定だ。
# | 予想者 | 勝者 | 勝ち方 | 予想時期 |
1 | 大沢ケンジ | 斎藤裕 | 判定 | 2021/10 |
2 | 北方大地 | 斎藤裕 | 判定 | 2021/10 |
3 | 扇久保博正 | 斎藤裕 | 2R(KO) | 2021/10 |
4 | 石渡伸太郎 | 斎藤裕 | – | 2021/10 |
5 | ストラッサー起一 | 斎藤裕 | 判定 | 2021/10 |
6 | 白川陸斗 | 斎藤裕 | 判定 | 2021/10 |
7 | 砂辺光久 | – | – | – |
【1】大沢ケンジによる勝敗予想
斎藤裕の判定勝ち予想
-
斎藤裕のほうが穴が少なく、競り合いにも強くなってきている。タイトルは持っているものの、牛久はそこまで名前のある選手に勝ってきている訳ではなく、一段落ちる
- 牛久は頭下げながらパンチ振って、組もうとするが、斎藤の方が打撃が強く、打撃でペースを握られることはない
- 牛久は組みが強いため、組みの展開になると斎藤は辛いが、斎藤は組みの展開にはさせないのでは
【2】北方大地による勝敗予想
斎藤裕の判定勝ち予想
-
斎藤は打撃よりのオールラウンダー。牛久は組技よりのオールラウンダー。名前が牛久だけあって突進力が強い(故意ではないがバッティングの印象が強い)
- 大晦日のVS朝倉未来2に向けて期待値をあげる試合をしたい
- 牛久は和製ケラモフみたいなスタイルで、パンチ、タックルのプレッシャーをかけていくが、斎藤はしっかりリードジャブやローキックで向かい打ってくはず
- 牛久がテイクダウンとれても、斎藤相手に優位には立てず、斎藤に立たれてしまいそう。逆に斎藤がテイクダウンを奪いポイントを積み重ねていく
- 派手にフィニッシュというよりは、斎藤がポイントをコツコツ奪っていくような展開になりそう
【3】扇久保博正による勝敗予想
斎藤裕の2RKO勝ち予想
- 牛久のスタイルはテイクダウンのイメージ。パンチャーとやった時に弱い部分がでるイメージがあり、斎藤裕はかなり相性の悪い相手。打ち合うと分が悪い
- 斎藤裕は打撃だけでなく、テイクダウン能力も高く、なんでもできるが、中でもパンチが切れる。ノーモーションでかなり見えづらいパンチを打つし、さらに体も強い
- 一つ懸念されるのは、牛久は頭から突っ込んでいくのでバッティングが多く、そこが怖い。ただ、そこに膝を合わせられてKOされているため、斎藤も必ずそこは狙っていく
- 展開的には牛久はどっしり構えるので、斎藤裕はカーフキックを効かせにいく。何度かテイクダウンを奪われるかもしれないが、立って、カーフも効かせていって、タイミングがあった頃、2Rくらいに右の膝蹴りで斎藤のKO勝利
【4】石渡伸太郎による勝敗予想
斎藤裕の勝ち予想
- 斎藤チャンプが勝つ。潜ってきた修羅場が違う(石渡は斎藤陣営なので、当たり前の予想結果だが…)
【5】ストラッサー起一による勝敗予想
斎藤裕の判定勝ち予想
- 牛久は柔道出身で筋肉隆々で体が強い。斎藤は今まで体の強い外国人選手に競り負けてきた部分もあるため、牛久のフィジカルがどこまで通用するのかは見どころ
- 牛久がどんどん前に出て、斎藤がそのプレッシャーを捌いていくという展開を予想。牛久はそこで組みつきたい。何度かテイクダウンすると思うが、ケラモフ戦を見ると斎藤は立ち上がるのが上手い。牛久が3R通して、プレッシャーをかけ続ける体力と気力があれば勝機は見えてくる
- ともにオールラウンダータイプだが、全体的に斎藤が上回るため、要所要所でポイントを取り、斎藤がポイントゲームに競り勝つ
- 牛久は前に出る分、バッティングが多いので、そこは注意したい
- 派手な試合にはならないが、総合格闘技のせめぎあいが見れる
【6】白川陸斗による勝敗予想
斎藤裕の判定勝ち予想
- 牛久はスタミナと気持ちが強く、フルラウンドしんどい展開を続けられるし、初出場でタイトルマッチというビッグチャンスなので、是が非でも死ぬ物狂いでそのチャンスを掴みにいくはず
- しかし、見応えのある試合にはなるとは思うが、やっぱり総合力や打撃の面で斎藤が上回る
さいごに
今回は、RIZIN31のメインイベントで行われる大注目のフェザー級タイトルマッチを紹介!
斎藤裕が総合力で牛久を封じるのか!?
牛久がRIZIN初参戦ながらフェザー級のベルトをかっさらうのか!?
非常にレベルの高い一戦になるだろう!
果たして結果はどうなるか?
くぅ〜〜、やっべぇぞ!

